著者は書家。 日本語は、漢字による漢語と、かな文字による和語の二重構造になっている、 というよくある話なのだが、本人はそういうよくある話とは違う、と書いている。 そして、さまざまな日本の問題はこの二重構造から引き起こされているのである、と説く。 まあ、話としては面白いけど、証明不可能だよね、というような話ばかり。。
中央公論新社 (2011-12-20)
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とか見た映画とか
著者は書家。 日本語は、漢字による漢語と、かな文字による和語の二重構造になっている、 というよくある話なのだが、本人はそういうよくある話とは違う、と書いている。 そして、さまざまな日本の問題はこの二重構造から引き起こされているのである、と説く。 まあ、話としては面白いけど、証明不可能だよね、というような話ばかり。。
Iの続編。Iで摘発したとおもわれたアパート侵入事件は、偽札犯を摘発しようとする公安によるものだった。 偽造犯からマスコミに同一番号を持つ2枚の紙幣が送りつけられ、さらに財務省が、20兆円も不明通貨が 流通していると発表したことから、ハイパーインフレが発生し、日本経済は大混乱に陥る。
財務省がそんな発表わざわざするわけないだろ、というのが最大のツッコミポイントか。
しかし、この作者、一体どういうペースで書いているんだろう。月一ぐらいで新刊が出ているような。。
高校卒業したての凜田莉子が上京して特殊な能力を身につけるまでの話と、 数年後の力士シールをめぐる小笠原との出会いを平行して描く。
と思っていたら、終わってなくてIIに続く、になっていた。。やられた。
万能鑑定士Qと同じ世界のお話。あちらの方にも出てくる、添乗員、浅倉絢奈の短編集。 ロジカルシンキングの凜田莉子に対して、こちらはラテラル・シンキングということになっている。 確かに意外な感じでおもしろい。
アシモフのロボット短編集。原書はなんと1950年に出版されている。 今読みなおしてみると、アシモフのロボットって、ルールベースじゃなくて ポテンシャル場で行動を決めてるのね。さすが。
Hanakoに1988年から1992年に掲載されていた漫画。 自宅での保険請求事務を生業とする「るきさん」とバブルOL「えっちゃん」の日常。 この独特のリズム感、空気感はすごい。
八世界もの短編集の2。 「びっくりハウス効果」「さようなら、ロビンソン・クルーソー」「ブラックホールとロリポップ」 「イークイノックスはいずこに」「選択の自由」「ビートニク・バイユー」収録。 さすがいに傑作揃いである。「スチール・ビーチ」を読みたくなったが、さて、見つけられるかどうか。
なぜか今になって出た、ジョン・ヴァーリイの「八世界」短編集。なんと70年台の作品をあつめたもの。 40年前の作品だが、今読んでもまったく色あせない。クローンと記憶ダビングによる擬似的な不死、性転換、仮想現実、気象制御芸術、共生体、などなど。
収録作は「ピクニック・オン・ニアサイド」、「逆光の夏」、「ブラックホール通過」、「鉢の底」、「カンザスの幽霊」、「汝、コンピュータの夢」、「歌えや踊れ」。ほとんど別の短編集で読んだことのあるものばかりではある。
基本的にテレビをまとめたもので、新規作画はごくわずか。 もともとテレビシリーズにほとんど無駄がなかったので、 切り縮めると、本当に切り縮めた感じになってしまっていて、うーん。。残念。 もっとテーマをしぼったほうがよかったのではないか。 サンフェスとか全削除でもいいから。
新規部分では、オーボエの鎧塚さんがフィーチャーされており、2期への期待が高まる。
3人組の強盗が逃げ込んだ廃屋は、かつて悩み相談を受け付けていた雑貨店だった。 かつての店主の33回忌にあたるその晩、過去からの悩み相談が届く。
短編連作形式で、さまざまな話がつながり、一つの物語になる辺り、さすが。 面白かった。