鵼の碑
4065330726
講談社
京極夏彦の、「姑獲鳥の夏」に始まる長編シリーズ。「邪魅の雫」以来の 17年ぶりの新刊。何しろ分厚くて1200ページ。。分冊にしてくれ。。 とはいえ字は大きくて意外とあっさり読めた。 本質的な出来事としてはそれほどひどいことは起きておらず、 物語進行中に人死にがでなくて助かる。読んでてしんどいからな。
しかし現実世界ではちょうど30年経ったのだが、物語中では2年経ってない(昭和27年の夏から昭和29年の2月)とは。 関口くんの精神も病もうというもの。
巷説百物語とのクロスオーバー的な部分もあったのかな。色々忘れているので、また姑獲鳥から読み直すか。「魍魎の匣」を読み直すのはしんどそうだ。。