ゆるいミステリ短編集。谷中近辺を舞台に、女子大生の主人公と開運グッズ店主が、周辺で起きた事件を解決する。
かるいので、疲れたときにダラダラ読むのにピッタリ。 単行本にサブタイトルも入ってるし、これはシリーズになるのかな?

とか見た映画とか
スペクターが偽装したパイロットによって原爆を搭載した爆撃機がまるごと盗まれる。
冒頭でマッサージ師にいきなりキスしたり、完全に現在の倫理観ではやばい。 水中でのアクアラングをつけての乱闘が画期的だったのかな。撮影は非常に大変そうだ。 女性の登場人物のメイクがみんな似てて、区別付かない。。
爆撃機の乗員の妹を追っていったら、たまたまその妹がスペクターの幹部に庇護されていた、 っていうのはそもそも一体どういうストーリーなんだ。破綻してるだろ。
ナノテクによって元素から直接何でも合成できるmatter compilerが普及している世界の、 中国沿岸部が舞台。若い子女の教育のためのインタラクティブな教本「プライマー」を 設計した技術者と、それをたまたま入手してしまった少女の物語。
ガジェットもりもりで楽しいのだけど、とにかく長い。 そして最後のオチはわたしには意味不明だった。 そういえばクリプトノミコンも似たような読後感だったなあ。 翻弄された挙げ句、とりのこされたような。