最後の事件が入っている短編集。 モリアーティー教授って、後世の作品では相当フィーチャーされてるのに、 実はほとんど活躍してなのね。 実物が出てくるのはこの短編だけ。
あとは、恐怖の谷、で背後で悪さをしている のが語られているのみ。
アイリーンアドラーも短編1話だけだしな。意外。
新潮社
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とか見た映画とか
最後の事件が入っている短編集。 モリアーティー教授って、後世の作品では相当フィーチャーされてるのに、 実はほとんど活躍してなのね。 実物が出てくるのはこの短編だけ。
あとは、恐怖の谷、で背後で悪さをしている のが語られているのみ。
アイリーンアドラーも短編1話だけだしな。意外。
ホームズものの長編4作の一つ。 4つの署名、緋色の研究と同じく、2部構成になっていて、1部がホームズが活躍する推理もの、 2部はその背景となった過去の事件、というようになっている。 モリアーティ教授が背景に出てくるところも特徴。
2部は、アメリカ西部開拓時代にギャングに支配される炭鉱町に潜入する探偵のお話。 この結果ギャングの残党に追われることになった。
ホームズもの最大の長編。といっても300ページにも満たないが。 こどものころからいろんな形で何度も読んだはずだが、今回延原訳で読んでみて、 情景の描写が詳細で美しいのに驚いた。
プロットもかなり複雑で、現代の鑑賞にも耐える。さすがの傑作である。
ホームズものの第2長編。といっても最近の大きい活字で200ページほどなので、 あんまり長編って感じでもない。
ワトソンくんが奥さんを見つける話。 テムズ川でのボートチェースもあって、映像映えしそうでもある。 緋色の研究もそうだけど、途中で回顧録にはいってかなりのページがそっちに割かれている。 緋色の研究はアメリカのモルモン話だったが、こっちはインドの反乱。セポイの乱だろうか?? ドイル本人は推理小説家ではなく歴史小説家を自認していたそうだが、なかなかの書きっぷりである。
ガンダムをまじめに見るのは、Gガンダム以来だろうか。 宇宙ー>地上ー>宇宙 と、ガンダムのお作法通りで嬉しい。 作画も安定していて安心してみてられる。 安彦良和原案のキャラデザインもよい。ジンネマンなんかはゴーグの船長みたい。 ミネバがこんなに立派な女性になるとはなあ。ソロモンでの赤ちゃん姿が懐かしい。
ジュアッグとかゾゴッグとかが活躍したのも嬉しかったが、 バイアラン無双も。 最終話7も楽しみだ。
ホームズの短篇集。この新潮文庫のシリーズは戦後まもなく発売されたもので、延原謙 の端正な翻訳が楽しめる。 まだらの紐とか、赤髪組合とか、ボヘミアの醜聞とか。 映画ではかなりフィーチャーされている、アイリーン・アドラーってこんなちょっとしか出てきてなかったんだなあ、と。
明治20年代を舞台にした新シリーズ。短篇集。6編が収録。狂言回しは直参旗本直系だがいまは無職となっている高遠。 隠遁先でみつけた古書屋弔堂には悩みを抱える人が訪れ、人生の1冊を紹介されて解放される、 という筋書き。
月岡芳年、泉鏡花、勝海舟、井上円了、ジョン万次郎、人斬り以蔵、巌谷小波、など実在の人物が登場。 6編目だけは違っていて、百鬼夜行シリーズの中禅寺の祖父に当たる人と思しき人が登場。しかし年代あってるのかな。 昭和20年代の百鬼夜行シリーズでは田舎ではあるが東京の一角という書かれ方だが、明治20年代だと小旅行みたいに なっていて面白い。
最後の作品で狂言まわしが行方不明になってしまっているので、シリーズを続けるなら あたらしい狂言まわしをつれてこないと。。是非続きを書いてほしい。
書かれた年代としては最後になる短篇集。なんか最近読んだような気がしたら、別の出版社版を読んでいた。 それにしても、「三人ガリデブ」ってすごいタイトルだよな。ガリ一人、デブ二人のユニットの名前みたい。