烏賊川市シリーズ5作目。 香織は、突如家に現れた女性を刺殺してしまった(と思い込んだ)妹を助けるために、 廃品回収の青年を無理やり巻き込んで遺体を山に捨てに行くが、一緒に車も始末したため、 ペンションに泊まり込むことに。そこには依頼人が現れなかったため、調査に来た鵜飼一行が。 夜釣りにでかけたペンションオーナーが死亡、さらに遺体と車も行方不明に。。
鉄砲水というトリックは面白かった。色々状況証拠が残りそうな気がするがなあ。
光文社 (2012-09-12)
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とか見た映画とか
烏賊川市シリーズ5作目。 香織は、突如家に現れた女性を刺殺してしまった(と思い込んだ)妹を助けるために、 廃品回収の青年を無理やり巻き込んで遺体を山に捨てに行くが、一緒に車も始末したため、 ペンションに泊まり込むことに。そこには依頼人が現れなかったため、調査に来た鵜飼一行が。 夜釣りにでかけたペンションオーナーが死亡、さらに遺体と車も行方不明に。。
鉄砲水というトリックは面白かった。色々状況証拠が残りそうな気がするがなあ。
鵜飼と二宮は画家善通寺春彦の浮気を見張るために運転手と家政婦として山奥の邸宅に潜入。 一方、戸村流平とさくらはさくらの友人の別宅に泊まる。 春彦は庭を掘り返した後失踪し、戸村らが泊まった別宅の隣家では悪徳リフォーム業者が 撲殺される。事件の背景には3年前の交換殺人があった。
叙述トリックがあったり、一人3役があったりで忙しい。 それでも混乱なく読めるというのは、筆者の筆力は なかなか大したものなのかもしれない。
烏賊川市シリーズ3作目。 鵜飼らは寿司屋チェーンオーナーで招き猫マニアとして知られる豪徳寺豊蔵から三毛猫の捜索を請け負うが、 そのさなかに豊蔵が庭のかまぼこ状のビニールハウスで殺害される。10年前にも同じビニールハウスで 豊蔵の主治医が殺害される事件があり、迷宮入りしていた。 さらに豊蔵の葬式の席で、トイレで何でも屋が刺殺される。
ビニールハウスの遠近感を使ったトリックは面白いがうまくいくんだろうか?? テレビドラマではこの話が映像化されたらしいが、絵的にどうなったんだろうか。見てみたい。
烏賊川市シリーズ2作目。 改造拳銃が警察のミスで通りがかりの人に拾われ、海岸でホームレスが射殺される。 その現場で知り合った十乗寺十三から、孫娘の求婚者たちの素行調査を依頼された鵜飼は 報告に行った十乗寺邸で殺人事件に巻き込まれる。現場は屋敷からみえる岬である種の 密室となっていた。
トリックは単純なのだけど、謎解きが無駄に細かい。。凝り性だなあ。
烏賊川市を舞台に鵜飼探偵と助手戸村流平、砂川警部と志木刑事が活躍するユーモアミステリ。 ユーモアの部分が許せるかどうかがポイントなのだろうが、推理だけの新本格なんか いまどき誰も読まないから、こういうアプローチは仕方がないだろう。デビュー作。
戸村流平が先輩の家で目覚めると、先輩が風呂場で刺殺されており、しかも その直前には元彼女が刺された上でアパートから突き落とされて死んでいた。
このシリーズ、テレビドラマになってるのか。しかも剛力彩芽の二宮朱美が主役で。。むちゃするなあ。
まほろ駅前多田便利軒シリーズの3冊目。 行天と縁のある新興宗教ベースの自然食品団体の活動が活発化。 同時にふたりは行天の娘はるをあずかることになる。 さらに、老人たちががバス会社の間引き運転に対して決起して大混乱。
一段落ついたので続編はなしかな。
2年前に映画化されている。松田龍平の行天は見てみたい。
「神去なあなあ日常」の続編。 神去村に来て1年がすぎ、日々成長する主人公がたのもしい。 がんばれ。
高校卒業と同時に家を追い出されて、三重県の奥地、神去村に林業研修にやってきた主人公。 最初は戸惑うが、徐々に山の暮らしに順応していく。
なんと、矢口監督で、染谷将太と長澤まさみで映画化されているらしい。 機会があったら見てみよう。
小さいけれど、本人にとっては切実な「家庭」の問題をあつかった短編集。 「家日和」の続編的な位置づけか。さらに、「我が家のヒミツ」というのがでている模様。