松山での騒動から3年後。東京で山嵐と再開した「坊っちゃん」は、赤シャツがあの事件の直後に 自殺したことを知らされ、山嵐とともに再度松山を訪れ、3年前の事件の背後の事情を 知らされる。
原作をうまく換骨奪胎していて面白い。他の作品も読んでみよう。
角川書店(角川グループパブリッシング) (2010-11-25)
売り上げランキング: 70,044
とか見た映画とか
松山での騒動から3年後。東京で山嵐と再開した「坊っちゃん」は、赤シャツがあの事件の直後に 自殺したことを知らされ、山嵐とともに再度松山を訪れ、3年前の事件の背後の事情を 知らされる。
原作をうまく換骨奪胎していて面白い。他の作品も読んでみよう。
「吾輩は猫である」を、先生の書生の立場から描き、こまごまとした謎解きに仕立てた作品。 原作をもう一度読まないとよくわからないのかも。。 原作の最後の部分がすっきりした解決になってて嬉しい。
寝ると記憶を失ってしまう少女探偵と、それを受け入れて思い続ける運の悪い男、隠舘厄介くんのお話。 西尾維新のラノベ原作のTVシリーズ。 170cm近い新垣結衣がちゃんと小さく見えるのは、岡田将生も180cmあるおかげか。 煽りを食らって、「ぬるくん」のジャニーズの子がすごく小さく見えて気の毒。 かなり頑張って作っていて、完成度も高いと思うのだけど、あんまり話題にならなかったのは なんでなんだ。
原著は1974年刊。当時一流のSF作家に、その作家が得意なジャンルのお題を与えて短編を書かせ、 アンソロジーにするという趣向。 企画は面白いけど、必ずしも傑作が集まっている感じでもない。 いくら得意ジャンルとはいえ、注文通りに良いものがかけるわけではないということか。
AI(人工知能)とIA(Intelligence Augmentation:知能強化)を対置して議論している。 価値判断をどこまで計算機に任せるか、という点がちがうということなのだろう。 結論としては、個々の研究者が意識してIAに寄せていくべき、という議論。
しかし、論旨の取りにくい本だ。。さまざまなエピソードが紹介されていて それらはそれぞれ面白いのだけど、全体として何が言いたいのか、整理されていない。 主題が難しいということなのかもしれないけど。。
国立競技場騒動や豊洲騒動を引き起こしている「建築エコノミスト」森山氏による新書。 騒動はさておき、この本はとても面白かった。 後半はゼネコンの現状批判になっていて、こちらも興味深い。 「合理化」を推し進めた結果、教育システムが 機能しなくなって困っているのは、あちこちで共通して起こっている病理だ。
シュワちゃんのバカ映画。1985年。シュワちゃんも若くてお肌ツヤツヤ。 娘を誘拐されたシュワちゃんが周囲に甚大な巻き添え被害を出しながら敵を追い詰める。 惜しいのは悪役ベネットが全然強そうに見えないところだなあ。 アリッサ・ミラノが子役で出てる。
桜宮サーガの一遍。「螺鈿迷宮」の続編という位置づけで、「ケルベロスの肖像」と同じ事件を別の 角度から語る。主人公は螺鈿迷宮の天満君。真面目な医学生に戻った天満くんは、 授業の課題レポートで調査するうちに再び碧翠院桜宮病院の因縁に巻き込まれる。
残念ながら「ケルベロス」が未読なので今ひとつわからないところがあったか。 「アリアドネ」もまだなので、そちらから読まないと。
Wシリーズの4作目。 人間が人工細胞の導入によってほぼ不死になると同時に生殖能力を失い、 ウォーカロンという人間とほとんど区別のつかないアンドロイドと共存する世界。 チベットでアミラという人間の頭部をもした外殻を持つスーパーコンピュータが 発掘され、再起動されたのが前作。 本作では、トランスファーと呼ばれる分散知性体がウォーカロンを乗っ取ることができることが 明らかになる。アミラをベースとしたデボラというトランスファーが、 フランスの修道院で発見された稼働中のスーパーコンピュータ、ベルベットをベースとする トランスファーが、人類社会をシャットダウンすることを計画していると 警告。主人公ハギリと護衛のウグイらはベルベットをシャットダウンしようとするが、 反撃にあう。
単体としては割に単純なアクションモノとして読めるのだけど、 シリーズとしての話の方向性が見えない。どっちに行くのか。