背信の科学者たち―論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか
ISBN4062575353
講談社 ブルーバックス
繰り返されるデータ改ざんや論文捏造は、個人の資質に帰するべきでなく、科学コミュニティの 構造的な問題だと論じる。 本書の提案する解決法は、論文誌や学会数を減らし、科学者の数そのものも減らすことだが、 それでうまくいくとも思えない。 むしろ捏造や改ざんは起こりうることとして、事後的にフィルタリングするシステム (今もあるわけだが)をなんかの方法で強化するほうがいいんじゃないのだろうか。 特に工学のジャンルは人数が探索空間の大きさを決めるので、人を減らすのはまずいと思うんだよなあ。。
背信の科学者たち―論文捏造、データ改ざんはなぜ繰り返されるのか (ブルーバックス)
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