京極堂の活躍する百鬼夜行シリーズの中編。例によって中禅寺敦子と呉美由紀が主役。 この今昔百鬼拾遺は、鬼、河童、天狗の三冊でているのだが、それぞれ講談社、角川、新潮と出版社が違うらしい。 表紙のイメージも合わせてあるのに。おもしろい。
浅草で連続覗きが発生。同時に房総で連続水死事件が起きる。被害者はズボンを脱がされていた。
KADOKAWA (2019-05-24)
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とか見た映画とか
京極堂の活躍する百鬼夜行シリーズの中編。例によって中禅寺敦子と呉美由紀が主役。 この今昔百鬼拾遺は、鬼、河童、天狗の三冊でているのだが、それぞれ講談社、角川、新潮と出版社が違うらしい。 表紙のイメージも合わせてあるのに。おもしろい。
浅草で連続覗きが発生。同時に房総で連続水死事件が起きる。被害者はズボンを脱がされていた。
サピエンス全史の続編にあたるといってもいいのか。 大変おもしろかったが、情報が多すぎて咀嚼しきれない。
宗教によるナラティブが崩壊したあと、ここ300年は人間至上主義という ナラティブが人類史を支えてきた。しかし、意識と知能が分離可能であること、 脳の機能が解析されそこには何ら魔法がないこと、化学物質や刺激が 「幸福」に干渉できることがあきらかになったことなどから 人間に平等に価値を認める人間至上主義が崩壊の瀬戸際に立たされている。 今後は、すべてをデータ処理として見、データ処理の多寡で物事を評価する データ至上主義に取って代わられるだろう。
意識を持たないアルゴリズムが、我々のことを我々自身よりも知るようになったとき、 社会はどうなるのか、というのは重い問。 イーガンが20年前から言っていたような気もするが。。
On Lisp のPaul Grahumによるエッセイ集。2004年に原著が発行されているが、 Web上のものをまとめたものなので、2000年頃から書かれているものなのだろうか。 ハッカー文化称揚、動的言語大好き、Webアプリバンザイという感じなのだけど、 なんというか2020年からみるとすごく当たり前の事になっているような。。
2000年代初頭だと、Ajaxがでてきたころなので今とは全く視座が違い、 逆に新鮮だった。あの頃と今とでそれほど違っているような気はしていなかった のだけど、思えば遠くに来ていた、というか。
最後のほうで、Pythonではアキュムレータが簡単には書けないというネタが でてくるが、確かめてみたら今も書けない。。3.8で入ったセイウチ演算子でもだめ。 確かにこの辺はPython弱いんだよな。。Juliaならもちろん書けるのだけど。