ホモ・デウス
ISBN4309227368
河出書房新社
サピエンス全史の続編にあたるといってもいいのか。 大変おもしろかったが、情報が多すぎて咀嚼しきれない。
宗教によるナラティブが崩壊したあと、ここ300年は人間至上主義という ナラティブが人類史を支えてきた。しかし、意識と知能が分離可能であること、 脳の機能が解析されそこには何ら魔法がないこと、化学物質や刺激が 「幸福」に干渉できることがあきらかになったことなどから 人間に平等に価値を認める人間至上主義が崩壊の瀬戸際に立たされている。 今後は、すべてをデータ処理として見、データ処理の多寡で物事を評価する データ至上主義に取って代わられるだろう。
意識を持たないアルゴリズムが、我々のことを我々自身よりも知るようになったとき、 社会はどうなるのか、というのは重い問。 イーガンが20年前から言っていたような気もするが。。
ホモ・デウス 上: テクノロジーとサピエンスの未来
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ホモ・デウス 下: テクノロジーとサピエンスの未来
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