2010年5月19日水曜日

妖怪と歩く―ドキュメント・水木しげる

妖怪と歩く―ドキュメント・水木しげる 足立 倫行 ISBN410102216X 新潮文庫

水木しげるの評伝。自伝を読んだりもしていたのだけど、他人の目を通した評伝で初めてわかることもいろいろある。実は、人間に興味が無く、本質的には風景画家なのだ、という指摘は納得。なるほどねえ。確かにキャラクターよりも背景の書き込みの方が綿密だもんな。

タイトルの「妖怪」は水木しげるのこと。読んでみて納得。

妖怪と歩く―ドキュメント・水木しげる (新潮文庫)
足立 倫行
新潮社
売り上げランキング: 152174

2 件のコメント:

  1. 水木しげるって登場人物の絵もワンパターンで、とくに美少女がまったく描けないらしいです。つげ義春が水木のアシスタントをしてたときに、女の子はすべてつげが描いていたとか。

    返信削除
  2. そう、人はどうでもいい、ってことなんですね。。。鬼太郎とかも。

    返信削除