2010年6月2日水曜日

死ねばいいのに

死ねばいいのに 京極 夏彦  ISBN4062161729 講談社

すごいタイトルだ。殺された女性派遣社員の友人が、関係者を訪れ、被害者との関係を問いかける、という形式。すべて関係者側の一人称で書かれている。徐々に女性の姿が浮き彫りに、、、ならないところが恐ろしい。そしてこの友人のほうも恐ろしい。。。相変わらず読みやすくて、さくさく読んでしまった。読みやすいというか、読むのをやめられないというか。

話題のiPadのアプリケーションで読んでみた。700円。字のサイズも変えられるし、縦長でも横長でも読める。読みにくくはないのだけど、全体のうちどれくらいまで読んだか、とか本なら直観的に得られる情報が、すぐに得られないので、ちょっと違和感があるかな。過渡期の産物だとは思うけど。

死ねばいいのに
死ねばいいのに
posted with amazlet at 10.06.02
京極 夏彦
講談社
売り上げランキング: 107

0 件のコメント:

コメントを投稿