「弱くても勝てます」: 開成高校野球部のセオリー
ISBN4104738042
新潮社
進学校で1週間に1度しかグラウンドで練習できないのだけど、ややもすれば甲子園?、の 開成高校野球部に1年間取材した「小説新潮」の連載をまとめたもの。 いや、おもしろい。
練習時間がとにかく足りないから守備を固めて手堅く勝つのは無理、 だからガンガン振り回して勢いで大量得点をとって勝つのだ、 という理屈になってるようでなってないようなポリシーがすばらしい。 「勢いのある攻撃と、大崩れしない守備」というモットーには、電車の中なのに爆笑して しまった。
インタビューを受けている選手たちが、なんともナイーブで、だれもかれも なんとも愛おしい。そうそう、こんなヤツいたよな、という感じで。
甲子園なんか行けなくてもいい。ガンガレ。
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