南武線沿線を舞台にしたコメディミステリー。 タイトルに溝ノ口と入っているが、主人公の便利屋の本拠地は武蔵新城。
勤めていたスーパーでオイルサーディンを2千缶も誤発注して首になり 武蔵新城で便利屋を開業した主人公が、名探偵夫妻の一人娘であり、 本人も名探偵であると称する小学校4年生女子アリサとさまざまな事件に 巻き込まれる短編集。漫画化もされているようだ。ドラマ化はアリサ役が むずかしいだろうなあ。アニメ化ならできそう。
最後のマウンドにはしごをかけるというネタは、 いくらなんでもはしごがたわんでうまくいきそうにないがどうなんだろ。。
米国では金融取引に人工知能を導入することが当たり前になっていて、 ここでも護送船団方式のために日本は立ち遅れている、と説く。
長期的な変動をAIで予測する方向はまっとうだと思うのだけど、 超高速裁定取引で小銭を稼ぐのはかなりチートっぽいし、市場の そもそもの目的ともそぐわないので、システム的にできないように したほうがいいんじゃないかと思うのだが。。
日本でフィンテックというとすぐブロックチェーンの話がでてくる けどこっちのほうが遥かに王道で重要だと思う。
最近、作者の内田康夫が健康を理由に続編を公募するということで話題になった、 浅見光彦もの。2時間ドラマの原作として書かれたとしか思えない、 小樽と安曇野の観光案内付きのミステリ。 オリジナルが30年前の1986年発行なので、小樽の描写がいかにも古い。
主人公の浅見光彦はおぼっちゃまな33歳のルポライター。 父親は元財務主計局長、兄は警視庁刑事局長というチートな設定。 正直あまり魅力的な造形に見えないが、何十作にもわたって主役をはっている らしいのがびっくりだ。年齢の設定もずっと同じまま。サザエさんみたいだ。
烏賊川市シリーズの短編集。 助手だった、というか初期の頃は主人公だった戸村流平の影がすっかり薄くなり、 鵜飼杜夫と二宮朱美のコンビものになっちゃってる。。 それでテレビドラマが剛力彩芽と玉木宏が主役になっちゃったのか。。
下関のたこ焼き屋でバイトする主人公が、門司の弱小ヤクザの娘を助けたことから、 娘を狂言誘拐することになる。狂言誘拐辞退は成功するものの、気がつくと共犯の先輩の姿がなく なぜか漁船にはヤクザの死体が残されていた。
なんと2012年に嵐の大野くんと新垣結衣主演でドラマ化されているらしい。。 皐月は貫地谷しほり。なんかイメージ違うような。。
YouTubeにでているのをちょっと見たら結構良かった。。
ベネディクト・カンバーバッチ主演のマーベルもの。 自動車事故で自慢の手技を奪われた（といっても果てしなく自業自得だが） 外科医が、ネパールの寺院にスピリチュアルな解決を求めるが、 世界を守る戦いに巻き込まれる。
宇宙の絶対悪みたいなやつが恐喝に負けるあたりが面白い。 しかし、こういうまったくどうでもいいストーリーの馬鹿話を、 それなりに見られるものにしてしまう力技はほんとすごい。。 ガッチャマンとかもこのくらいがんばればそれなりに見られるものになっただろうに。
この世界の片隅で 広島から呉にとついだ女性の戦争を挟んだ数年間を描く。 噂に違わぬ傑作だが、きつい。。。
Amazonで検索してたら2011年に北川景子で映画化されてるのね。びっくり。
ミュージカル。 女優志望の女性とジャズ・バーを夢見るピアニストが それぞれの夢をかなえるものの、二人の道は離れてしまった。
面白かったが、アカデミーが取れそうな方向性のものには見えないけどなあ。 どういう評価なんだろう。
Tom Hanks 主演のラングドン教授もの。人口をへらすことで 人類の滅亡を防ごうとするテロリストが、ペストの病原体をばらまく 仕掛けを仕掛けたところで、警察に追い詰められて死亡。 テロリストの残しがヒントを追うためにイタリアにやってきた ラングドンは何者かに襲われて記憶を失う。病院で目覚めた ラングドンは妙に協力的な看護師と、ダンテのインフェルノの絵に 隠された謎を追う。
敵味方がコロコロ変わるのでなかなか難しい。
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それぞれのSF短編にAI学者が解説をつけるという体裁のアンソロジー。
