物語シリーズファイナル・シーズン2作目。 これまでの話を振り返るという形で、高3の4月から3月まで、それぞれ1作づつの短編12話で 構成されている。日常の不思議の種明かし的なお気楽な感じなのだが、最後の話で急展開。 このあとどうなるんだろうか。
2018年8月24日金曜日
憑物語
物語シリーズ、ファイナルシーズンの第1巻。 時系列としては高3の2月。なのでセカンドシーズンの花物語よりも前。
唐突に鏡に映らなくなったことを自覚した暦は、余弦に相談。 その結果、撫子の件で吸血鬼になりすぎたために、ナチュラルに吸血鬼化 が進んでいることが発覚。 と同時に駿河と月火、火憐が、余弦らと旧知だがはぐれものの化物ハンターである 手折正弦と誘拐される。暦と吸血鬼の能力を使わずに、余接のちからを借りて正弦と対峙する。
確かに物語を手仕舞いしつつある感じ。終わりのはじまりというか。
2018年8月23日木曜日
数学ガール/ポアンカレ予想
ハーレムラノベ的数学書という独自の立ち位置を独走する数学ガールシリーズ6。 ちょっとずつ読んでいたらずいぶん時間がかかってしまったが、ようやく読了した。 トポロジの話、微分方程式の話、フーリエ展開の話。 大学受験まできちゃったようだけど、最終巻なのかな。。 最後の3月の話があったりするんだろうか。
SBクリエイティブ
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スタートボタンを押してください (ゲームSF傑作選)
ゲームを題材にしたSF短編集。もとは米国で発売された短編集だが、半分ぐらいを厳選したものになっている。 冒頭の桜坂洋の「リスポーン」も、米国版にも含まれている。さすが。しかし「リスポーン」の ワンオペ牛丼屋やヤクザのおっさんのようなニュアンスは、英訳してちゃんと伝わるもんなんだろうか。。
一口にゲームを題材にしたと言っても扱い方は多様で、ゲームそのものが主題になっているものもあれば、 たんなる小道具になっているものも、リスポーンのようにメタファとして読者が勝手に見出すだけで 本編では特に言及していないようなものまで。 おもしろかった。
東京創元社
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ライオンの歌が聞こえる 平塚おんな探偵の事件簿2
ライオンのような金髪の探偵エルザと、猛獣使いを自認する相棒の美伽が活躍する ゆるいミステリー短編シリーズの2巻。
祥伝社
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2018年8月16日木曜日
トリック -劇場版-
仲間由紀恵と阿部寛による人気シリーズの劇場版。2002年作品。 よくわからないけど劇場版だけでも4作もできているらしい。
山田は、糸節村の神事にあたって手品を使って神を演じることを依頼されるが、 神を名乗るものが他にも3名おり、本当の神であることを 争うことに。あまり救いの無いオチで後味悪い。売り上げランキング: 19,874
2018年8月12日日曜日
宇宙クリケット大戦争
「銀河ヒッチハイクガイド」の3作目。 続け様に読むとかなりきびしい。ちょっと間をあけて読めばよかった。
河出書房新社
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ψの悲劇 The Tragedy of ψ
「ψ」は「プサイ」と読む。 Gシリーズ後期三部作、第二幕とのことなのだが、加部谷さんも山吹くんも海月くんも登場しない。 島田文子が若い姿で現れるのがミスリードなのだろうが、そもそも時代がぜんぜんちがうようだ。 前作χの悲劇よりもさらに後らしい。
引退した高名な科学者が失踪し、その一年後に発生した殺人事件を、科学者の執事の 1人称で書いているのだが、これ、純粋なミステリーとしてみると、かなり大技の反則なのではないか。 まあ、森博嗣をミステリーとして評価してもアレだが。
講談社
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2018年8月11日土曜日
ハウルの動く城
テレビで見た。キムタクのハウルは悪くなかった。 話の構造としては、「千と千尋」に似てる、のかな? あの激烈な戦争がなんで起こったのだろう。 カブ一人でほんとに止められるのだろうか。
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