高校生の時以来の再読。訳も良いのだろうけど、やはり文章がうまい。 大変忌まわしい感じですばらしい。
2022年8月27日土曜日
2022年8月21日日曜日
Moonfall
2021年の映画。Amazon Primeで。これはまれに見るクソ映画だ。
スペースシャトルでの軌道作業中に未知の存在に襲われて同僚を失った主人公Brianは、 この事件の責任を問われて解職、離婚し自暴自棄の生活を過ごしている。 もうひとりの主役KCは月が空洞の人工物だと主張するもだれにも相手にされていないオタク。
ある日、月が軌道からそれて地球に落ちてくる。その結果津波が起きる。 NASAは探査機を送るが、探査機は月に開いた穴からデてきた未知の存在に襲撃される。 未知の存在は電気エネルギーに反応していると判断したNASAはスペースシャトルを スミソニアンから引っ張り出して、Brianに運転させて月におくり密かに開発していた電磁兵器で 対抗しようと考えるが。。
不当な批判を浴びた主人公のリベンジ、世間から見放された陰謀論オタクのリベンジ、 離婚して離れてはいるが成長した息子への愛情、母への愛、 未知の知性体との遭遇、津波を避けて間一髪上昇していくシャトル、 降り注ぐ隕石と津波、暴徒と化した市民との戦い、 などなど、要素詰め込みすぎ。映画3つ分ぐらいのプロットを一つの作品に 入れちゃったみたいな。インデペンデンス・デイとハルマゲドンと未知との遭遇、とかそんな感じ。
それを過剰な演出とやりすぎて陳腐化したCGで見せる。無数にある科学的なつっこみどころは全部 忘れるにしても、作劇的にもおかしいだろ。 これは、現代の映画の作り方の到達点の一つなのかもしれないが、どう考えても間違ってる。
2022年8月20日土曜日
寝ながら学べる構造主義
今は「ポスト」構造主義の時代。ではもともとの「構造主義」とはなんだったのかを優しく解説。大変わかりやすい。なんかわかった気になった。
構造主義四銃士
- 人間主義の否定。「いま、ここ、私」は特別ではない。
- 健常・異常の相対化
- 権力批判。ただしこの権力とは、カタログ化するストック趨向性のこと。
- 記号学
- ラング、スティル、エクリチュール(集団的にに選択される、好み)
- 読者の誕生と作者の死。作者の死によってテキストが完成する。
- 俳句への過度な評価
- 親族の基本構造、悲しき熱帯
- サルトルを批判、実存主義にとどめ
- 贈与の意味。
- フロイトに還れ
- 鏡像段階
- 父ーのー名
- 言語活動の機能は情報を伝えることにはない。思い出させることである。
アグレッサーズ 戦闘妖精・雪風
2022年8月17日水曜日
「馬」が動かした日本史
2022年8月11日木曜日
マインド・コントロール
中学生にも分かるWeb3
これもkindleオンリー。中島聡さんは技術者として信頼している。 わたしはNFTは基本詐欺だと思っているのだけど、中島さんはNFT推しなので、 その理由が知りたくて読んでみた。
どうも中島さんが推しているのは、アイテムのすべての情報をチェーン上に登録する Full on chain のNFTらしい。Full on chain にするためにはデータ量を圧縮 しなければならず、そのためにベクタ化した画像などを扱うようにしている。これなら 確かに、ある程度の意味はありそう。
しかし、世間のNFTの殆どはfull on chainではないので、基本詐欺だという私の意見 は変わらない。
DAO 完全初心者への徹底解説: 具体事例で見る分散型自律組織
コワルスキーの大冒険