2022年8月20日土曜日

寝ながら学べる構造主義

寝ながら学べる構造主義 ((文春新書)) 内田 樹(著) ISBN 4166602519 文藝春秋

今は「ポスト」構造主義の時代。ではもともとの「構造主義」とはなんだったのかを優しく解説。大変わかりやすい。なんかわかった気になった。

構造主義四銃士

  • フーコー
    • 人間主義の否定。「いま、ここ、私」は特別ではない。
    • 健常・異常の相対化
    • 権力批判。ただしこの権力とは、カタログ化するストック趨向性のこと。
  • バルト
    • 記号学
    • ラング、スティル、エクリチュール(集団的にに選択される、好み)
    • 読者の誕生と作者の死。作者の死によってテキストが完成する。
    • 俳句への過度な評価
  • レヴィ=ストロース
    • 親族の基本構造、悲しき熱帯
    • サルトルを批判、実存主義にとどめ
    • 贈与の意味。
  • ラカン
    • フロイトに還れ
    • 鏡像段階
    • 父ーのー名
    • 言語活動の機能は情報を伝えることにはない。思い出させることである。

    4166602519
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