言語都市 (新★ハヤカワ・SF・シリーズ)
ISBN 4153350087
早川書房
二つの口から同時に発話する「ホスト」との対話のために、双子に特殊な養育を施した「大使」を開発し、円満な関係を築いていたエンバシータウン。「ホスト」の「ゲンゴ」では事象として存在するものしか発話することができず、真実に反することを考えることもできない。
本国から送られて来た、双子ではない「大使」の言葉が「ホスト」たちに麻薬的な効果を持ち、しかもそれが伝染性だったため、世界全体が滅亡の危機を迎える。
大変示唆に富んでおり面白かった。言語学にもう少し詳しければもっと楽しめたのだろうか。 あと長すぎる。。二段組で500ページはなあ。。話が動き始めるまでに100ページ。きびしい。
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