2010年7月20日火曜日

未来からのホットライン

未来からのホットライン ジェイムズ・P・ホーガン ISBN4488663060 創元SF文庫

先日ホーガンが亡くなったということで、久しぶりに 本棚からひっぱりだしてきた。何年振りだろう。 高校生のときに読んで以来か。

スコットランドに住むノーベル賞受賞学者が 粒子の対消滅時に、エネルギーの一部が時間軸に沿って飛ぶことを発見する。 この現象を利用して過去への簡単なメッセージの送信が可能になった。 折しも、近辺では重イオンビームによる核融合プラントが立ち上がろうとしていた。 そんななか、学者の孫である主人公マードックは、核融合プラントで働く美しい女性アンと運命的に出会う。 核融合プラントの始動により、致命的な災厄が発生。ふたりは災厄から人類を救うために、歴史を改編するが、それは、二人の出会いが無かったことになることを意味していた。 さらに、なぞの疫病が、カリフォルニアを中心に蔓延。マードックの親友リーも倒れる。

やっぱり、この頃のホーガンは、スゴクイイ。これが新刊で手に入らないなんて、なんかおかしいだろ。是非、他のも合わせて再版してほしい。

未来からのホットライン (創元SF文庫)
ジェイムズ・P・ホーガン
東京創元社
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1 件のコメント:

  1. あ、そうなのか。星を継ぐものとかは再販されてたから、そのとき一緒に再販されたのかと思ってた。
    2010年頃が舞台だよね。未来の2つの顔までは、あと18年あるけど、あと18年で社会はあそこまで成熟するかなあ。

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