JavaScriptの書きにくさを補うために、より関数言語っぽいシンタックスと普通のクラス階層を導入した、 JavaScriptへの変換系として実装されている 言語、CoffeeScriptの本。といいつつ、全8章300ページあまりのうち、CoffeeScriptにだけ関係 あるのは4章までの100ページあまり。あとは普通のJavaScriptでも使えるライブラリの話や 開発のベストプラクティスだったり。
CoffeeScriptよくわかっていないのだけど、この本で見る限り単なる シンタックスシュガーで、本質的なセマンティックスは変わっていない。 別に型チェックが入るわけでもない。 確かに簡潔に書けて、functionと打つ回数が減るのは短期的にはありがたいだろうけど、 IDEが使えない、デバッガで追うときに面倒くさいなどの変換系言語にありがちな問題点を考えると 導入するメリットはあんまりないような。。
翔泳社
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