「スピンク日記」の著者のデビュー作ということで読んでみた。もともとパンクロッカーだそうで、 実際、内容も相当パンクである。 表題作と「河原のアバラ」の2編が収められている。
両方共、ぐだぐだに生きている主人公とその友人が、あちこちでおかしな目に会うのを、 文章に切れ目のない独特の文体で綴ったもの。わけのわからないドライブ感があって 面白い。うーん。
とか見た映画とか
「スピンク日記」の著者のデビュー作ということで読んでみた。もともとパンクロッカーだそうで、 実際、内容も相当パンクである。 表題作と「河原のアバラ」の2編が収められている。
両方共、ぐだぐだに生きている主人公とその友人が、あちこちでおかしな目に会うのを、 文章に切れ目のない独特の文体で綴ったもの。わけのわからないドライブ感があって 面白い。うーん。
言語学とはなにか、を一般人にわかりやすく解説した本? 言語学がなにをやるのかはわかったような気がするけど、なにに興味を持ってやっているのか、 コアになる部分はよくわからなかった。実はそのへんはいろんな立場があるのかもしれない。
南アフリカのコサ語が印象的。クリック音と放出音という特殊な発声法を両方使う上、 トーンによって単語の意味が変わるという。。学ぶのは相当大変そうだ。。一度テープででも 聞いてみたい。
クラウドベンダがこぞってAIをやっているよ、という、2015年9月の今読むと、何を今更感の漂う本。2013年7月発行なので その頃読んでいれば、全然感想も違ったか。本の賞味期限は恐ろしいな。。
脳画像解析の啓蒙書。最近いろいろ読んでるので特に目新しいところはないか。
Hadoop上で動作するSQL(によく似たなにか)で問い合わせができるシステムHiveの解説本。2013年刊行。 基本的にすべての情報がWebにあるのだろうけど、まとまっているとやっぱりありがたい。 が、モノがモノだけに、既にいろいろ古くなっていそうで怖い。それはWebもおなじだが。
アペンディクスにCloudera Impalaの紹介があったり。
主人公ライオスは、ダンジョン奥深くの龍に妹を飲み込まれるも、妹の魔法でダンジョン外にパーティごと飛ばされる。 救出のために再度ダンジョンに向かうが、お金がないため、食料が買えない。 そこで、ダンジョンに巣食うモンスターを「現地調達」しながら救出に向かうことに。。
モンスターの生態が妙に細かく設定されていて面白い。 マンドラゴラは、抜く前に顔を切っちゃえば叫べなくなるから簡単に採取できるけど、 叫ばせたほうがアク抜きされて美味しい、とか。 魔法の鎧の正体の設定も面白い。傑作と言うか怪作というか。
武田計測先端知財団主催のサイエンス・カフェなるもので行われた、講義?をまとめたもの。 面白い話題が沢山出てくるが、やっぱり一般向けで、資料もなくしゃべっているということで、 食い足りないというか。
「謎解きはディナーのあとで」の著者による連作短編集。正直「謎解きは」のほうはいまいち好きになれないのだけど、 こっちは謎解きも正統派で面白かった。 武蔵野線の日立のあたりに恋ヶ窪という地名があるが、そこにある「鯉ヶ窪学園」なる高校の 「探偵部」副部長が主役。広島ファンということになっていてそこここにネタが散りばめられていて面白い。 同じ学園を舞台にしたシリーズがあるらしいのでそっちも読んでみたい。
部落解放運動に対する同和行政の歪みを指摘し、 部落を逆に固定している現状をレポートした本。 1998年の時点で京都市職員の1/3-1/4が同和枠での雇用なのではないか、という集計は 衝撃的。。なんでそこまでこじらせた。
単行本が97年、加筆の上文庫が出たのが2005年なので、ちょっと古い本なのだけど、 その後、事態はどう推移したのだろうか。 2002年2月に同和対策に財政的基盤を与えていた同特法が終わり、同和行政は 形の上では終了したとのことだが。。
10代で書いた論文がネイチャーに乗ったという神経科学者による、 脳について今何がどこまでわかっているかを書いた本。 先行する「脳のなかの幽霊」「脳のなかの幽霊ふたたび」という本があるらしいが、未読。
人間の脳機能にはさまざまな局在があり、一部が損傷したり機能不全を起こすと 非常に興味深い症例が起こるという話は、かなりイーガンっぽくておそろしい。 ミラーニューロンのはたらきでさまざまな病状が説明できるという話も興味深い。 自閉症もミラーニューロンの機能不全なのではないかとのこと。
ミラーニューロンが重要なのは分かった。しかし、ミラーニューロンなんて、 どうやって構成すれば出来るんだろう。。