一話の主人公ジョンと、二話の主人公の娘（？）ゾーイ、ゾーイを救ったジェーンは、 あるコロニーで幸せに暮らしていたが、 新規コロニーの行政官となることを依頼されるが、そのコロニーはコロニー連合が 銀河の半分を掌握しつつある種族間連合コンクラーベに対する罠の餌だった。
この話を読む限り、コロニー連合は倫理的に劣るだけでなく、計画なしのアホだという 事になるんだが、そんな奴らに人類をまかせていいのか、という感じ。
このシリーズいまのところ、５巻まで出ているようだ。 期待。
人類のコロニー連合が、他の多数の宇宙人と、そこらじゅうで戦争している世界を描くシリーズ。 コロニー防衛軍の最大の秘密であるブレインパルを他の宇宙人に売り渡し人類を裏切った天才科学者プーティン。 そのプーティンの思考をたどるために、本人の記憶と本人のDNAから構成された主人公ディラックは、 当初記憶がもどらなかったためゴースト部隊の一員となるが、徐々に記憶が戻り、 ディラックを追うことに。
ブレインパルを奪われたゴースト部隊がほぼ全滅する描写がひどい。 コロニー連合がむしろ邪悪なのではないか、ということがほのめかされる。 プーティンの娘ゾーイにとってハッピーエンド？でよかった。
ロッキーの続編的な。ロッキーのライバル、故アポロの隠し子で、 アポロの妻が引き取って育てていた青年ドニーが、父を目指して ボクシングを志し、ロッキーの指導を受け、わずか2戦目で 英国の世界チャンピオンリッキーの収監前の最後の試合の相手に指名される。
リッキーは、ドニーよりリーチが長いという設定なのに、役者は ほぼ同じ身長で、しかも全然絞れていない体なので、説得力に欠ける。 主役のMichael B. Jordan は、物語の進行似あわせて徐々に体が できていってすばらしい。しかしこの役者すごい名前だな。苦労しそう。
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アナキンがシディアスの誘惑によってダークサイドに落ち、 ダースベイダーが誕生するおはなし。全体に暗く、 クローン兵の指揮にあたっていたジェダイたちが、クローンの 裏切りによって次々と殺されるあたり、見てられない。
I,II,III を通じていまいち弱いオビ=ワンがここに来てようやく アナキンよりも強いところを見せる。
ジャージャーが全然でてこないのは、さすがにうざがられたのだろうか。
エピソード I,II,III、どれも映画としてはいまいちだと思うんだが、 どういう評価なんだろう。VIIのほうはそれなりに面白かったが。
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成長したアナキンの目つきが悪くて怖い。 アナキンがグレちゃったのは、父親代わりと師匠が同一人物だったから なのではないか。その2つの役割は似てるようで違うから、よっぽど うまくやらないとうまくいかないのに、オビ=ワンもまだ若かったから。。
ドローン対クローン兵の戦い。ドローンはコントロールを落とせば 楽勝、という全話で学ばれた戦法はなぜ失われているんだろうか。 自律型になっているというわけでもなさそうだが。。
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ガンの治療をすると騙されて、非常な苦痛と容貌の変異と引き換えに 不死の能力を手に入れた主人公が、騙したサディスティックな医師を 追い詰める。
なんというか、あのくらいの容貌の変異で死ななくて済むなら、 まったくの儲けモンだと思うんだがなあ。。おまけに不死になってるし。
馬鹿アクション映画としてはまれに見る完成度で、楽しめた。 すばらしい。
1999年の公開初日が、アメリカ滞在最後の日で、みんなで 見に行ったのを思い出す。一番まえの一番右端から見上げてた。 全然聞き取れなくて、ストーリーもよくわからなかった。
9歳のアナキン坊やはすごく可愛い。 パドメのナタリー・ポートマンもかわいい。設定上はこの時点で14歳らしい。 ジャージャーはうざい。
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「宇宙の戦士」や「終わりなき戦い」を髣髴とさせる宇宙戦争モノ。 人類は版図を銀河に広げ、各方面で他の知的種族と戦争状態になっている。 コロニー防衛隊は、地球で75才を過ぎた老人をリクルートし、 クローンし遺伝子改変した肉体に精神を移して、優秀な戦士に仕立て上げて、 その戦争を戦っている。さらに、死人のDNAをベースに位置から育てあげた ゴースト部隊も登場。
最近のSFにしては、すごく読みやすい。 よく考えると、ゴースト部隊だけでいいんじゃないかと思うし、 優秀だとわかっている戦士個体の複製だけから構成してもいいぐらいだと思うが、 やはり多様性が重要ということなんだろうか。
このシリーズなぜか、邦題がパロディになっている。これは「老人と海」からきている のだろう。原題は「Old man's war」。シンプルだ。
いわゆる「本格」推理。作者は読者を一定のルールのもとに騙そうとし、 読者はそれを見破ろうとする、というのが基本的な楽しみ方。 地の文では嘘は書かないが、登場人物の台詞にはいくら嘘があっても構わない。 犯人は、他に怪しい人がいないので、はじめからわかるのだけど、 犯人が残した証拠を読者は見つけなければならない。
カーといえば、本格中の本格。見事な技巧の叙述トリックが楽しめた。 ジャンルとしてはあんまり好きじゃないけど。
おもに、SymPyパッケージを用いて数学に親しもうという本。 代数を勉強している中学生、高校生あたりにおすすめ。
わたしもPC-8001で方程式のグラフを描いてみたりしたものだなあ、などと 思いだしたり。SymPy + matplotlib だと強力すぎてプログラミングの 勉強には全然ならないような気がするけど、数学の勉強にはこちらのほうが良いのだろう。
この本の範囲では大したことをしてないけど、SymPyは実は相当に強力で 微分積分もできるし、連立方程式も扱えたりするらしい。 GUIが弱いけど、機能としてはMathematica並だ。 本格的にいじってみると仕事に使えるかも。。
ネットワークセキュリティを、データ分析手法を駆使して行おうという本。 センサーの配置、センサーの設定手法や、RやPythonのプログラムを使って、 アノマリを検出する手法、さらにはビジュアライズまで、内容は多岐にわたる。
この本、縁あって監訳させていただいた。原著に粗いところがあり、本当は 十分時間をとって修正したかったのだけど、とある事情で大変急ぎだったため、 時間が取れなかったのが心残り。とはいえ、基本的な問題点は解決できたと思うので、 よろしければ是非。
カードの短篇集。何年ぶりだろう。以前読んだのは、1985年にでたものだが、 これは2014年に出た新訳。字が大きくなって読みやすい。
「エンダーのゲーム」の短編が入っている。短編と長編がある作品は たいてい短編のほうが濃縮されていて良い感じだが、 この作品は長編の方が好きだな。
