限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭
ISBN4140816872
IoTの進展によって、生産性が向上すると、初期投資以外の生産コストが限りなくゼロに近づいていくため、 希少性をベースにした需要供給による価格決定機構が機能しなくなり、資本主義が終焉する。 その後にはシェアリングエコノミーが立ち上がる、と解く。
議論としては面白いのだが、IoTを支えるネットワークを支える主体に関する目配りが足りないのではないか。 現実のインターネットの構造が全然P2Pじゃなくて、トポロジとしてはスターに近いということ がわかっていないんじゃないかと思う。計算機構とネットワークの区別もあやしい。。
シェアリングエコノミーというアイディアは素敵だが、 その先端を行くUberがディストピアみたいな会社になっちゃってるのはたまたまなのか。 なにか見落としている事があるんじゃないか。。
限界費用ゼロ社会 〈モノのインターネット〉と共有型経済の台頭
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ジェレミー・リフキン
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