ミッドナイト・ブルー―ロス・マクドナルド傑作集 (創元推理文庫)
ISBN 4488132073
東京創元社
ハードボイルド御三家の一角と言われるロス・マクドナルドの短編集。リュー・アーチャーという私立探偵が活躍する。事件はどれもちょっと複雑でミステリーとしても充分ひねりが効いていて面白い。主人公は結構弱くて、挑発しておいて拳銃の銃把で殴り倒されたりしている。面白かった。
とか見た映画とか
ゲーム・オブ・スローンの原作者による短編集。1970年代後半のもの。短編集と言いつつ、表題作などは200ページもあったり。全体にふるさを感じさせないが、超能力周りはなあ。。
エスパー+スパイ。これだけ見るとスパイxファミリーみたいだな。1964年から連載された小松左京の小説が、1973年にユリ・ゲラーの来日で盛り上がったエスパーブームに乗って映画化されたとのこと。
藤岡弘、草刈正雄、由美かおる、加山雄三、若山富三郎、と無駄に豪華な布陣。撮影期間は1ヶ月で予算もなかったらしく、特撮はしょぼい。草刈正雄の男前っぷりはちょっとスゴイ。
そもそもお互いにマシンガンとか持ってる状況で、引き金を引けなくする程度の念動力にどのくらいの意味があるのか。。テレパシーのほうはスパイ的にはすごく使えそうだが。超能力の限界と銃と組み合わせた使い方みたいなものをうまく提示しないと、つまんないなあ。