隠された証言―日航123便墜落事故
ISBN4101293511
新潮文庫
1985年に起きた日航事故は,圧力隔壁の破損によって尾翼が脱落したということになっているが,それは虚偽なのではないか,と主張.圧力隔壁が破損すれば急速な減圧が起きていたはずだが,生存者の証言や,フライトレコーダの記録からもそれは認められていないとのこと.尾翼の設計上の欠陥であることを認めたくないボーイング社が,個体の問題である圧力隔壁のせいにした,というシナリオ.
たしかにこの本を読む限り,減圧はなかったように思える.尾翼の構造はすでに変更されているらしいし,再調査しても死んだ人が生き返る訳ではないけど,やっぱり再調査するべきなのではないだろうか.
隠された証言―日航123便墜落事故 (新潮文庫)
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藤田 日出男
新潮社
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