2011年3月1日火曜日

シンギュラリティ・スカイ

シンギュラリティ・スカイ チャールズ・ストロス ISBN4150115672 ハヤカワ文庫SF

21世紀の半ば、人類は謎の異星人エシャトンによって、数千光年に渡る範囲に強制的にばらまかれた世界。 人類はそれぞれのばらまかれた点で独自の文化を形成し星間航行に乗り出し再会していたが、 エシャトンはその後も、因果逆転を本質的に意味する超光速航行を意図する種族を滅ぼしている。 そんななか、旧ロシア帝国の伝統を引く、技術を否定し19世紀に退行した世界に、 電話が降り注ぐ。電話は情報と引き替えに願いをあらゆる願いをかなえ、 急速に世界の経済と政体を破壊する。

これを侵略ととらえた帝国の主星は艦隊の派遣を決定。艦隊は時間を遡航しての 不意打ちを仕掛けることを決定。 しかし、艦隊にはこれを妨害する任務を帯びた工作員が。 さらに国連から謎の密命を帯びた美女が。。

なんか、ガジェットいっぱいすぎておなかいっぱいです。 エシャトンは完全にスルーだし、フェスティバルも嵐のように去ってしまうし。。。 アレステア・レナルズとかもそうだけど、最近のイギリスSFはいろいろ 盛り込みすぎなんじゃないだろうか。 まあ、面白くはあるのですが。

シンギュラリティ・スカイ (ハヤカワ文庫SF)
チャールズ ストロス
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