「鋼の錬金術師」の作者、荒川弘(ヒロムとよむ)の農業エッセイ漫画。実は女性。 実家は、十勝の酪農家で農業高校出身。酪農家の生活と都会の生活のギャップがテーマ。 面白い。
サンデーに「銀の匙」という北海道農業高校漫画を描いているが、実はほとんどが 自身の体験だったということがわかる。まあ、そりゃ、体験しないで描けるような 物ではないのは明らかだが。
絵柄がゆるくて「ハガレン」と同じ人が描いているとは思えない。引き出しの多い人だ。
とか見た映画とか
「鋼の錬金術師」の作者、荒川弘(ヒロムとよむ)の農業エッセイ漫画。実は女性。 実家は、十勝の酪農家で農業高校出身。酪農家の生活と都会の生活のギャップがテーマ。 面白い。
サンデーに「銀の匙」という北海道農業高校漫画を描いているが、実はほとんどが 自身の体験だったということがわかる。まあ、そりゃ、体験しないで描けるような 物ではないのは明らかだが。
絵柄がゆるくて「ハガレン」と同じ人が描いているとは思えない。引き出しの多い人だ。
26巻から2年と9ヶ月ぶりに新刊が出たと思ったら、 なんか、ポルノ・ディアス戦までいきなり巻き戻ってますけど。 まあ、なんでもいいんだけど。
なんというか、生存が確認できてよかった、という感じ。 あんまり多くは期待していないけど、もっとコンスタントに描いて欲しい。 せめて1年半に一冊ぐらい。
週刊新潮のコラムをまとめたもの。タイトルと筆者から想像される通りの本。 特に見るべきものはない。
抽象的でマクロな指示でなく、具体的で比較的マイクロなヒントを与えることで 問題の自発的な解決を行わせる手法。 上司としての部下に対するコーチングだけでなく、自己に対するコーチング なども議論されている。
コーチングの基本的な信念として、 「人は才能を発揮するために生まれてきた」 「人は潜在能力を備えた存在であり、できる存在である。人はより良い仕事をすることを望んでいる。」 というのがあるらしいのだが、なんか 一歩間違うと自己啓発セミナーやらアムウェイ系のマルチ商法になりそうでおっかない。 このあたり常に紙一重だよな。
10年以上前にK市でおきた地元の名士一家の毒殺事件をおったルポルタージュが発行されてから さらに十数年。ルポルタージュを書いた女性の兄と関わりのある女性が、当時の関係者に 再度インタビューをこころみたことから、事件に新たな側面が。
さすがは恩田陸。登場人物が実に緻密に、リアリティを持って描かれていて、おそろしい。
あとがきによると単行本は相当こった装丁、製本になっていたらしい。なんでも フォントが1度ずつ傾けられていたとか。 私が読んだのは文庫版なので、機会があったら単行本も見てみたい。 しかし、こういう企画は紙の本ならではだなあ。。
Rowan Atkinson(Mr.Beanの人)のスパイもの、というより007のパロディ作品の続編。 なんか前回のよりは話がまともになっている感じ。
モザンピークでの大失敗で半引退状態になっていたジョニー。 少林寺的なところであやしい修行を積んでいたところへ、 中国首相の暗殺に関する情報提供者にあうようにという命令が下る。 ヴォルテックスを名乗る暗殺集団の情報を得るが、 裏切り者は内部にいた。
ラストシーンで、エリザベス女王がすごい使われ方してる。 あんなのってありなんだ。イギリス王国はオープンだなあ。 日本だとえらいめんどうなことになりそう。
アスレチックスを統計的な手法を使って立てなおした GMビリー・ビーンの実話に基づく話。ブラピ主演。
あんまり統計手法と勝率の向上がリンクしているように 演出上見えないのが残念な感じ。実際最終的な アチーブメントとしては前年と全く同じだからなあ。。
ひとつ言えるのは清武GMとはえらい違いだ、ということだ。
トム・ハンクス主演。 祖国にクーデターが起きてパスポートが無効になり 入国できなくなった主人公が空港内に住むことに。 英語を覚え、空港内で働く人々と交流を深め、不倫に 苦しむフライトアテンダントと仲良くなったりするが、 入国管理局の局長候補に睨まれることに。
実話が元になっていると聞くがどのくらい実話なんだろうか。 トム・ハンクスはこういう役がよく似合うなあ。 ヒロインのアメリアはゼタ=ジョーンズ。きれい。
遺伝子操作により、25歳以上年を取らなくなった世界。自然死しない代わりに 残り寿命が通貨となり流通し、残金がなくなると死亡する。貧富の差が 開き、下層の民は文字通りその日の命を稼いでいる。 主人公はバーで出会った上流階級の男から100年を受け取り、 社会を変えようと動き出す。
設定は面白いし、役者も上手。もう一歩でちゃんとした社会風刺に なりそうなのにそうはなってないのは意図的に引いてるんだろうか?
登場人物が25歳で肉体的老化が停まっているという設定なので、 若い顔立ちなのにどこか老成した表情と疲れがただよっていないといけない わけなのだけど、そのへんがよくできていた。 人選なのかメイクなのか。
ドジな弁護士に任された殺人事件。被疑者のアリバイは 「落ち武者に金縛りに合っていた」というものだった。
深津絵里がやっぱり素敵。素晴らしくチャーミングである。 西田敏行の落ち武者はハマりすぎでこわい。 ちょい役がやたら豪華。 市村正親にあんな役やらせるか? フカキョンとかテロップを見て初めて分かるレベル。 中井貴一やっぱり上手。戸田恵子もいい味出してる。 阿部寛のタップダンスも。
著者は、在日朝鮮人でのジャーナリストで、金正日が白頭山ではなくロシアのパルチザン基地で生まれたことを報告した人物。 この本は、朝鮮総連がなぜ、どのように在日朝鮮人の支持を失っていったのかを、内部の視点から描く。
北朝鮮という非常に特異な国と関わっていたことが急速な腐敗を招いたという側面はあるにせよ、 腐敗の仕方自体は他の組織でもよくある構図のようにも見える。他山の石としたい。
地方分権改革推進会議における、官僚政治の無駄を暴く著者の戦いの記録。 こういう話を読むといつも思うのは、そこがポイントなのか、ということ。 結局枝葉末節をいじる議論に付き合わされている感じがしなくもない。
それにしても、あんまり読後感がよくないのはなんでなんだろう。 基本的に弱い者いじめの手柄話をされてる感じだからなのか。 高木さんのブログの読後感に似てるかも。
以前はHudsonと呼ばれていたContinuous Integration(CI) のためのツールJenkinsの本。 監修をしている川口耕介氏が開発。 CIとは、ビルドとかテストとかを完全に自動化して毎晩とかコミットするたびとかに実行しておくことで 手戻りを少なくしましょう、というコンセプト。自分でスクリプトをゴリゴリ書けばできることではあるのだけど、 それをWebブラウザ経由で簡単に扱えるようにしてくれるのがJenkins。プラグインを追加することができ、 いろいろなプラグインが発表されているので簡単に機能を拡張することができる。 痒いところに手が届く感じで非常に使いやすそう。
WEB+DB Pressのシリーズだけど、このシリーズとしては中身がちょっと薄いかな。。 プラグインの解説あたりは、どうせこの本の中身だけではちゃんと設定できないので、 ドキュメントに当たらなければならないわけなので、もっと簡単な概説だけでいいんじゃないかと。 プラグインの開発法のあたりも、ひな形のビルドぐらいしか書かれていない。 書くならもっとがっつり書いて欲しい感じ。
ちなみに、OracleがSunを買収した際に、OracleがHudsonの商標を主張したので、プロジェクトがフォークしたらしい。 しかし、Oracleってなんでそんなことするんだろうねえ。トータルで損得考えれば明らかに損なのに。
HudsonもJenkinsも、日本人である作者がイメージするイギリス人の執事っぽい名前、ということらしい。 個人的には「ギャリソン」のほうがそれっぽい気がするけど、これだと本当に日本限定かもしれない。。