虚言少年
ISBN4087714071
集英社
昭和4,50年を舞台に、お馬鹿な小学校6年生男子3人組の日常を描く怪作。 とにかくおかしい。夜中に一人で大笑いしてしまった。さすがだ。
少年たちのキャラがひとりひとり立っていてすばらしい。 それにくらべて女子の描写が十把一からげでぞんざいなところは、 やっぱり京極夏彦もおばかな男子小学生だったんだろうなあ、 と思わせる。 小学生女子がかわいいかかわいくないかは、概ね自己申告で決まる、というのも素晴らしい観察。
三人組のひとりは京野達彦という、時代劇とオカルトウォッチングを愛する少年なのだけど、 これが作者の少年期なのかな?名前も似てるし。。。
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