アベノミクスの終焉
ISBN400431495X
岩波新書
アベノミスクは実はうまくいっていないのではないか、ということをデータに基づいて精密に議論。 これはこれで、説得力がある。多分そういうことなんだろうなあ。
高橋洋一の理屈では、通貨供給量によってインフレ予想をコントロールすることになっていたが、 よく考えてみると通貨供給量を増やすとインフレになると予測してくれるという点に関して とくに根拠が提示されていない。
この本を読んでフラストレーションがたまるのは、代案を提示していないからだろう。 そういう本じゃないのはわかっているのだけど。いまだに経済学というのは 何も予想することができず、どうすべきか教えてくれる事もできないのだなあ。。
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