2019年10月1日火曜日

キングコング対ゴジラ

"キングコング対ゴジラ

ゴジラシリーズ第3作。アメリカでのキングコングの成功をうけて、ライセンス契約を結んで企画したというもの。 キング・コングは原作よりも遥かに大きく設定され、顔もなんだかよくわからないがウルトラQの人工生命体M1号より。 顔をかえたのはライセンスもとの意向らしい。タイトルでキングコングが先に来ているのもライセンスとの関係か? なんと主役は高島忠夫だ。高島兄弟が平成ゴジラにでているけど、このころからの縁だったのか。

北極海で流氷に閉じ込められていたゴジラが復活。原潜の燃料を食べて力を蓄え、帰巣本能で日本を目指し、 松島から上陸し東京を目指す。 一方製薬会社のプロモーションのために南方の孤島で未知の猿人を探していた主人公たちは、キングコングの 捕獲に成功。眠らせた状態で日本に連れ帰ろうとするが、途中で目が冷めたコングは逃走、 ゴジラの存在を野生の本能で察知し、千葉から上陸して北上、那須でゴジラと対峙する。 キングコングはただのでかい猿なので、本来ゴジラには全くかなわないのだが、電撃作戦の副作用で 電気を帯びたことによってゴジラと対等にたたかえるようになっている。

技術的にはともかく、いろいろと力が入っていて見応えがある。 ファロ島の現地人の踊りは高揚感があってよい。あ〜るの鳥坂先輩とたわば先輩の踊りの元ネタはこれだったのか。。 1時間9分ぐらいの電撃作戦で送電のためのスイッチが入るシーンはエヴァンゲリオンのヤシマ作戦で オマージュされていた。 ゆうきまさみの「ターミネータ対ランボー」の元ネタであることは知っていたのだけど、30年ぶりに元ネタを 確認できたという感じ。。

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