2013年3月18日月曜日

入門 ソーシャルデータ ―データマイニング、分析、可視化のテクニック

入門 ソーシャルデータ ―データマイニング、分析、可視化のテクニック Matthew A. Russell ISBN4873115132 オライリージャパン

非常に実践的なソーシャルデータ解析入門書。 ソーシャルデータの処理は、理屈はともかく実際にデータを取ってくる ところでいろいろと知識が必要でなかなか先に進まなかったりする わけだが、この本はその辺りを埋めてくれる。 対象は電子メイル、Twetter, LinkedIn、Facebook Pythonのコードが掲載されているので、それを使えばとりあえず スタート地点に立つことができる。 Pythonが書ける気の利いた卒論生なら、年末にこの本を与えれば 1月末までになんとか卒論が書けるんじゃないだろうか。

ちょっと気になるのは日本語処理に関する観点が抜けてること。 実際に日本人が使おうとするとそこでひどい目に合いそうだ。

また、2011年発行ということ仕方がないと言えば仕方がないのだが、 ちょっと古いところがある。Twitterのretweet検索のところで公式RT に関する言及がなかったり、Google Buzz (!)などという懐かしい 単語が乗ってたり。

どうでもいいけどこの本、翻訳者1名に、監訳者5名となっている。 逆ならまだわかるけど、一体何が起こったんだろうか。。

入門 ソーシャルデータ ―データマイニング、分析、可視化のテクニック
Matthew A. Russell
オライリージャパン
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