2013年7月8日月曜日

経産省の山田課長補佐、ただいま育休中

経産省の山田課長補佐、ただいま育休中 山田 正人 ISBN4167773422 文春文庫

実話エッセイ。夫婦そろって経産省の官僚の家庭に双子に続いて第三子が。 双子の際には妻のほうが育休をとったので、こんどは、というわけで夫のほうが育休を取ることに。

経産省の課長補佐というと一番の兵隊階級なので、育休を取るのは (表面上はさておき)さぞかし軋轢もあっただろうなあ。。 とはいえ、中央官庁は2年毎に役職が必ず入れ替わるので、組織として人の入れ替えに 対して耐性がある、というのはよく考えてみると相当有利な条件だったのかも。 同じ人が同じポストにずーっといて、仕事の属人性が高い組織ではもっと大変だっただろう。

とにかく、このような形を含めてさまざまな育児方法が自由にとれるようにならないと、 出生率の低下はおさまらないだろう。それには組織の構造も変えて行かないといけないんだな、と。

経産省の山田課長補佐、ただいま育休中 (文春文庫)
山田 正人
文藝春秋
売り上げランキング: 188,587

0 件のコメント:

コメントを投稿