Relational Theory for Computer Professionals: What Relational Databases Are Really All About
ISBN144936943X
Oreilly & Associates Inc
データベースには色々なモデルがあるが、ここ20年ほどはRelational DBという
Relational Model を基盤とし、SQLを問い合わせ言語として用いるデータベースが
広く用いられている。
#この状況は昨今かわりつつあり、いわゆるNoSQL = 非relational DB が台頭
#しているが、基盤技術としてのRelational DBの重要性はかわらない。
この本は、Relational Model を Relational Algebra を用いずに
独自の枠組みで説明している。これをRelational Theoryと呼んでいる
ようだが、おそらくこれは著者の造語で、聞いたことがない。
googleで検索しても、この文脈での用法は同じ著者の本ぐらいしかでてこない。
というか、amazonで調べると、Dateさん山のように似た本を書いている。
これまでの本が、SQLを知っている人に背後の理論を説明するというスタンス
なのに対して、この本は逆にDBの経験はあまりないプログラミングの経験者に
対して、理論的な側面から入ってSQLを紹介するというスタンスのようだ。
使っている記法はTutorial Dと著者が名付けた記法で、Relational Algebraの
標準的な記法に比べると確かに直感的ではある。。Relationa Algebraでは
一般にシグマやパイなどのギリシャ記号で書くが、そのためにちょっと敷居が
高くなるのを嫌ったのだろうか?
構成は大きく3部にわかれているが、第2部が極端に短い。
第1部 - 基本的なRelational Theory の解説で、7章120ページ弱
第2部 - トランザクションとデータベースデザインで2章14ページ
第2部 - SQLで5章65ページ。
最後の14章がSQLとrelational modelの乖離を扱っており、ここが一番 おもしろい。 エクササイズとその解説が、各章ごとにあり、わかりやすい解説と なっている。
第1部 - 基本的なRelational Theory の解説で、7章120ページ弱
第2部 - トランザクションとデータベースデザインで2章14ページ
第2部 - SQLで5章65ページ。
最後の14章がSQLとrelational modelの乖離を扱っており、ここが一番 おもしろい。 エクササイズとその解説が、各章ごとにあり、わかりやすい解説と なっている。
Relational Theory for Computer Professionals: What Relational Databases Are Really All About
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C. J. Date
Oreilly & Associates Inc
売り上げランキング: 422,391
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