ブラックペアン1988
ISBN4062772426
講談社文庫
田口・白鳥シリーズから遡ること20年。高階病院長が気鋭の講師として帝華大学から赴任してきたころのお話。 主人公世良は国家試験に通ったばかりの研修医。 手術の名手佐伯教授が束ねる外科教室に配属された、世良は 高階や手術の天才だが普段がちゃらんぽらんな渡海の薫陶を受けながら一人前の外科医を目指す。 渡海と佐伯教授には過去の因縁があり、佐伯教授の留守中にそれが爆発する。 ブラックペアンは、ブラックカーボンで作られた止血鉗子のこと。
田口、島津、速水の3人が4年生として登場する他、看護師の藤原さん、猫田さん、花房さんも登場して、 シリーズのファンには、なんかうれしい。 続編のブレイズメスが出ているようなので読んでみよう。
どうでもいいことだけど、私が読んだ1巻ものの文庫化の前に、上下分冊で文庫化されている。 たかだか400ページたらずのものを上下に分ける意味がわからん。持ち歩くのに軽い方がいい、とかいう 客層でもあるんだろうか?
新装版 ブラックペアン1988 (講談社文庫)
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