広島学
ISBN4101260257
新潮文庫
広島に関する無駄にディープな薀蓄。 著者は名古屋出身で、あちこちの県に関する本を書いている。 異常によく調べて書いていてその努力には頭がさがる。
広島が軍都として栄えていたことは、ちゃんと認識していなかった。 移民として海をわたったり、北海道開拓民になった人が多かったのは、 そもそも街の成り立ちが、河川の平野ではなく埋め立てで、平野部が少なく余剰人口が 多かったからだ、というのも知らんかった。たしかに川は一応あるけど、流域面積 小さそうだ。
同じ人が札幌と、博多に関しても書いている模様。おもしろいかも。
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