バレエ・メカニック
ISBN4150310556
ハヤカワ文庫JA
海で溺れて植物人間となった娘「理沙」は大脳皮質のほとんどを失っていたが、 東京の街そのものが大脳機能を代替し、彼女の思考が現実世界を侵食し、 「理沙パニック」を引き起こす。
3章建てで、1章は理沙の父の彫刻家の立場から理沙パニックの時点を、 2章は理沙の主治医龍神の立場から理沙パニックの数年後、神経科学実験中に 理沙の声を聞いたという被験者の探索を描く。 3章は、さらに数十年後。多くの人がARを身に着けて歩くサイバーパンクな世界での 理沙の探索を描く。
大変幻想的であたまくらくら。なかなかよかった。
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