オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険
ISBN4-7885-1124-8
新陽社
心理学の世界には半分都市伝説になってしまったような事例が語り継がれている.その事例がある分野のシンボル的事例になってしまっていると,後生の研究で虚偽であるということが分かった後も,語り継がれてしまう.本書は,そのような事例を幾つか解説している.著者自身が実験心理学者.
インドのオオカミ少女,有名なサブリミナル実験(ポップコーンの売り上げが..というやつ),母親が赤ちゃんを抱く際に左胸に抱くのは心音を聞かせるためだ,という説,プラナリアの「記憶物質」などなど.
心理学という学問の難しさを感じる.オオカミ少女とかサブリミナルとか,再現実験できないし...
オオカミ少女はいなかった 心理学の神話をめぐる冒険
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鈴木 光太郎
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