2004年の本。イラク人質事件で「自己責任」論が噴出したころ。 あれから11年経ち、特に今年一年で、随分遠くまで来てしまったような気がする。 今後世界は、日本はどうなっていくんだろうか。
岩波書店
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とか見た映画とか
2004年の本。イラク人質事件で「自己責任」論が噴出したころ。 あれから11年経ち、特に今年一年で、随分遠くまで来てしまったような気がする。 今後世界は、日本はどうなっていくんだろうか。
大昔に買ったのを引っ張り出してきて読みなおしてみた。 昭和54年11月30日刊行。まだ放映中。「光る宇宙」が55年1月5日なのでそれよりも前に、 こんなネタバレみたいな本が出てるってのはすごいな。そもそも、放映中に小説版を 書く時間があったというだけでも超人的だが。。
TV版とは随分違っていて、主要メンバーは民間人ではなくはじめから軍属のパイロット候補生になっている。 文庫本一冊にむりやり「光る宇宙」まで押し込んでるので、地上編は全部省略。はじめから最後まで宇宙。 ガウもドップも宇宙船になっている。
本編ではあまり語られていない1年戦争の流れが詳述されていて興味深い。後付の設定かと思っていたら、 この時点でちゃんと設定されていたのだなあ、と。
わりに最近映画化していたような気がするのに、また、あらたに映画化しているという。 設定はあちこち違っていて、宇宙エネルギーじゃなくて、異次元の地球のエネルギー を浴びたせいで超能力を持つに至ったことになっている。 主人公がFacebookのマーク・ザッカーバーグに似ている。 The Thing は主人公の幼なじみになっている。 Human TorchとInvisible Woman が姉弟だという設定は同じだが、Human Torch が 黒人という設定になったせいか、Invisible Womanのほうが養子ということになっている。
軍が彼らの能力を利用しようとするあたりが妙にリアルでやな感じ。 あいかわらずリーダーの能力(手足がゴムみたいに伸びる)が戦闘に全然役に立ってなくて笑える。
日本が舞台の作品。ほとんど観光映画である。来日して いきなり国技館で相撲を見ながら日本のエージェントと落ち合うし。 トヨタ2000GTがボンドカーになったことと、丹波哲郎が 出ていたことで知られている。
あらためて現在の視線で見ると、突っ込みどころが満載すぎて 斬新である。火山の火口が蓋になっていて中が秘密基地になっているのを 近隣の住民が気が付かないって、一体どんな設定なんだ。。
原題Pixels。なんで邦題にするときに複数のsを落としちゃうんだろう?つけときゃいいのに。
英語で聞いていたのでよくわからないが、1980年台のゲームが インベーダーとしてリアルに襲ってくるのを、かつての 天才ゲーム少年たちが迎え撃つ、らしい。
前作から5年後。シガニー・ウィーバーはシングルマザーになっている。 前作ではたまたまゴーストが出る時期?だったのだがその後出なくなった ので商売は左前。それぞれ糊口をしのいでいる感じ。
ところがニューヨークの地下に人々の怒りの感情が溜まったスライムみたいな 物ができて、美術館の絵に乗り移って、ダイアナの息子オスカーの体を 乗っ取ろうとする。
自由の女神をポジティブなエネルギーでチャージして動かしちゃうっていうのが かなりすごい絵面。スライムが気持ち悪いのであんまりいい画質でみたくないけど。
1984年の映画。主題歌を「あまちゃん」で大吉さんが歌っていたあれ。名曲。 女性が主人公になっている新作ができるという話だが、こちらは古い方。
ヒロインはシガニー・ウィーバーだったのか。。エイリアンの印象が 強すぎるけど、綺麗な人であることを再認識。 Blues BrothersのDan Aykroyd がいい。
耳袋という江戸時代の怪談集を京極夏彦が口語に引き写したもの。 単なる現代語訳ではなく、かなり膨らませてある。
耳袋の怪談はオチがなくて怖い。ただ訳の分からない現象が、解釈もなしにゴロンとおいてある、 という感じ。
著者は神経内科医。失語症の症例を多数見ている。 ブローカ失語でも歌は歌えるというのは面白い。
心像なるよくわからない概念を導入しているが、いれないほうが 議論が簡単なんじゃないだろうか。
一般向けの解説書。 対談形式でわかりやすい。 いわゆる語学の才能がある人は、左脳の文法を処理する部分が右脳に対して 大きいらしい、というのが驚き。いわゆる「才能」が脳を観察してわかる例は 他にあるんだろうか?
他愛のないミステリー。 鯉ヶ窪学園探偵部シリーズ。 ライバル高校との練習試合のさなか、野球部監督の死体が発見される。 さらに、ライバル高校の理事長の殺害、そのお手伝いさんの殺害未遂と事件が発展する。 殺人現場にはベースとボールとグローブが置かれえおり、野球のプレイの見立て殺人が疑われる。
ミステリーに建物の見取り図が出てきたら、まあ何かトリックがあるわけだけど、 この話の場合かなり無理のある野球場の見取り図がでてくるので、すぐそれとわかる。
しかし、野球のベースって裏から杭みたいな棒が出ていて、地面の穴に挿して設置するもん なのだが、あまり知られていないのかな。別の場所に簡単に設置できるもんじゃないんだが。
社長になる予定は全然ないわけだが。
貸借対照表、損益計算書の読み方を教えてくれる。 会話形式になっていてとてもわかりやすく、面白かった。 が、2001年の本ということで、いわゆる財務3表のうち、キャッシュフロー計算書が ほとんど扱われていない。 同タイトルの新版がでているらしいが、そちらもすでに絶版になっているようだ。 同じ著者の「社長になる人のためのマネジメント会計の本」という本が実質上の 最新版なのかな??読んでみよう。
テーマパークとなったジュラシックワールドで、人工的に作られた巨大恐竜が逃げ出して人を襲う。
ハイブリッド恐竜を作った動機が、テーマパークに客をたくさん呼ぶためというのが、妙にリアル。 あと、モササウルスって、あんなに大きいんだっけ?
あと、翼竜は大きくても軽いので、人を持ち上げるだけのペイロードはなさそうだけどなあ。 プテラノドンで体重20キロぐらいだから、上がって10キロぐらいなんじゃないか。
サービスたっぷりの娯楽映画。ここまでやらんでも、と思わずにいられない。 アクションシーンが、全編に。よくこんなことやるなあ。
CIAの下部組織である主人公たちの組織IMFは「シンジケート」を追っていたが、 「シンジケート」は実在せずIMFが組織存続のために捏造している、 ということになりお取り潰しになる。 イーサンは、「シンジケート」のエージェント、イルサと不思議な共闘をつづける。
Rebecca Ferguson が非常に魅力的。あと、ベンジーがゴッホの自画像に似ている。
短編集。特に猟奇的な感じはなく、意外に普通。
ジャバ・ザ・ハットのところからのハン・ソロ救出作戦から。 これから帝国に対抗しようというのに、ジャバごときに手こずっているのが信じられん。 レイア姫のポジションもよくわかんないな。なんでこの人は前線にいるんだ。
雪の惑星基地がAT ATにやられるところから。 ルークはヨーダの修行を受ける。 クラウド・シティでハン・ソロはカーボンフリーズに。 ルークはベイダーと戦って、右手を落とされる。
これは、大昔松崎しげると大場久美子でTVでみたことがある。 今回見たのは多分、CGで一部を修正したバージョン。
ルークが故郷を捨てて、ミレニアム・ファルコンで旅立ち、 デススターを落とすまで。 オビ=ワン・ケノービがあっさり退場してびっくりした。 Harrison Ford が笑っちゃうぐらい若い。
工学的な話のみならず、企業の体質にまで遡る、広範なもの。 個々の失敗を、事象、経過、原因、対処、総括、知識化の6つにまとめる というのは参考になる。自分でもやってみよう。
2000年に書かれたものなので、ちょうど2000年におきた雪印牛乳の件がかなり大きく扱われている。 2011年の原発事故の対処は、どう評価されるのだろうか。
なんというか、すごくよくある本。amazonで検索するとよく似たタイトルの本が山のように。 それなりに売れるんだろうなあ。
著者はチューリング賞受賞者。本書は、進化がある種の学習である、という主張。本書ではそれをエコリズムと呼んでいる。 学習の際の条件とその場合に可能な学習を、定性的に議論していて面白いが、結論は出ていないような。。もう一度落ち着いて読んでみる必要があるか。
多田と行天コンビの便利屋短編集2冊め。 曽根田の婆さんの話は面白かった。 しかし、行天の闇はかなり深いなあ。。 3冊目で明らかになるのだろうか。
Sparkの解説書。 動きが早いものなので、訳本がでるまでにいろいろ変わってしまっているのを、 アペンディクスで丁寧に補っていてすばらしい。 他にも、アペンディクスにMahoutとSpark Mlibとの比較が載っていたり。がんばっているなあ。
町田がモデルだと思われるまほろ駅前で、ラーメン屋みたいな名前の便利屋を営む 多田のもとに、高校の同級生行天が転がり込む。直木賞受賞作だそうだ。
瑛太と松田龍平で映画にもなっている。 表現が難しいが、なかなかおもしろかった。 普段ほとんどしゃべらないのに、意外にも暴力に慣れている行天が怖い。 松田龍平にはぴったりかもしれないなあ。
なんだかやったらたくさん出ている「万能鑑定士シリーズ」。 綾瀬はるかの映画を見たことがあるが、小説は読んでないので一つ読んでみた。 代官山の高級質屋で1月だけ働くことになった凛田莉子の活躍。
短編ということもあってか、ネタが軽い。 Wikipediaでみると、Qシリーズで20冊、スピンオフαをいれると25冊。 多作だなあ。。
森博嗣のシリーズものではないミステリー。 主人公の前に探偵伯爵を名乗るうさんくさいおじさんが現れ、時を同じくして同級生が立て続けに行方不明になる。 最後に軽いどんでん返しが。
途中まで読んで思い出したが、既読であった。何か最後にどんでん返しがあったことも思い出したが、 内容は思い出せなかったのでOK。
何年か前にベストセラーになった本。ハーバード大の授業の内容を本にまとめたもの。 正義という、ある種自明に思える概念が、そレほど単純ではないということを、 丹念にさまざまな例を用いて説明している。 非常におもしろい。 結論が提示されているわけではないところもよい。
シュートボクシングという、キックボクシングに投技を加えた競技の創始者であるシーザー武志の自伝。 一部の人には「修羅の門」にでてくるライガー剛のモデルといったほうが通りがいいかもしれない。
20年以上前、当時白山にあったシーザージムにすこしだけ通っていたことがあり、 シーザーさんと直接お会いしたことも何度かある。ジムの経営、シュートボクシングの 興行は、素人目にも大変そうで、そのうち潰れてしまうんじゃないかと思ったものだが、 いまもなんとか続いているのはシーザーさんの人徳なのだろうと思う。 今年はシュートボクシング創設30周年だそうだ。 なかなかメジャーにはならないけど、こういうのがあってもいいよね。
著者は臨床神経外科医。生活に刺激が失われることによって、ボケまでは行かないが、 脳が機能不全を起こし、フリーズと言う形で現れる。さらに症状が進むとボケる、と。 仕事をしていてもだめで、仕事がルーチンワークになると、使う機能が限定されるため、 使わない部分がうまく使えなくなる、ということらしい。
まあ、要するに趣味とかをもって積極的に常に異質な環境に身を投じましょう、ということか。
筋肉少女帯の大槻ケンヂによる、雑文集。単行本が1992年。おそらくあちこちの雑誌連載を かき集めてきたものと思われる。 この人の文章好きなんだよな。。。
「スピンク日記」の著者のデビュー作ということで読んでみた。もともとパンクロッカーだそうで、 実際、内容も相当パンクである。 表題作と「河原のアバラ」の2編が収められている。
両方共、ぐだぐだに生きている主人公とその友人が、あちこちでおかしな目に会うのを、 文章に切れ目のない独特の文体で綴ったもの。わけのわからないドライブ感があって 面白い。うーん。
言語学とはなにか、を一般人にわかりやすく解説した本? 言語学がなにをやるのかはわかったような気がするけど、なにに興味を持ってやっているのか、 コアになる部分はよくわからなかった。実はそのへんはいろんな立場があるのかもしれない。
南アフリカのコサ語が印象的。クリック音と放出音という特殊な発声法を両方使う上、 トーンによって単語の意味が変わるという。。学ぶのは相当大変そうだ。。一度テープででも 聞いてみたい。
クラウドベンダがこぞってAIをやっているよ、という、2015年9月の今読むと、何を今更感の漂う本。2013年7月発行なので その頃読んでいれば、全然感想も違ったか。本の賞味期限は恐ろしいな。。
脳画像解析の啓蒙書。最近いろいろ読んでるので特に目新しいところはないか。
Hadoop上で動作するSQL(によく似たなにか)で問い合わせができるシステムHiveの解説本。2013年刊行。 基本的にすべての情報がWebにあるのだろうけど、まとまっているとやっぱりありがたい。 が、モノがモノだけに、既にいろいろ古くなっていそうで怖い。それはWebもおなじだが。
アペンディクスにCloudera Impalaの紹介があったり。
主人公ライオスは、ダンジョン奥深くの龍に妹を飲み込まれるも、妹の魔法でダンジョン外にパーティごと飛ばされる。 救出のために再度ダンジョンに向かうが、お金がないため、食料が買えない。 そこで、ダンジョンに巣食うモンスターを「現地調達」しながら救出に向かうことに。。
モンスターの生態が妙に細かく設定されていて面白い。 マンドラゴラは、抜く前に顔を切っちゃえば叫べなくなるから簡単に採取できるけど、 叫ばせたほうがアク抜きされて美味しい、とか。 魔法の鎧の正体の設定も面白い。傑作と言うか怪作というか。
武田計測先端知財団主催のサイエンス・カフェなるもので行われた、講義?をまとめたもの。 面白い話題が沢山出てくるが、やっぱり一般向けで、資料もなくしゃべっているということで、 食い足りないというか。
「謎解きはディナーのあとで」の著者による連作短編集。正直「謎解きは」のほうはいまいち好きになれないのだけど、 こっちは謎解きも正統派で面白かった。 武蔵野線の日立のあたりに恋ヶ窪という地名があるが、そこにある「鯉ヶ窪学園」なる高校の 「探偵部」副部長が主役。広島ファンということになっていてそこここにネタが散りばめられていて面白い。 同じ学園を舞台にしたシリーズがあるらしいのでそっちも読んでみたい。
部落解放運動に対する同和行政の歪みを指摘し、 部落を逆に固定している現状をレポートした本。 1998年の時点で京都市職員の1/3-1/4が同和枠での雇用なのではないか、という集計は 衝撃的。。なんでそこまでこじらせた。
単行本が97年、加筆の上文庫が出たのが2005年なので、ちょっと古い本なのだけど、 その後、事態はどう推移したのだろうか。 2002年2月に同和対策に財政的基盤を与えていた同特法が終わり、同和行政は 形の上では終了したとのことだが。。
10代で書いた論文がネイチャーに乗ったという神経科学者による、 脳について今何がどこまでわかっているかを書いた本。 先行する「脳のなかの幽霊」「脳のなかの幽霊ふたたび」という本があるらしいが、未読。
人間の脳機能にはさまざまな局在があり、一部が損傷したり機能不全を起こすと 非常に興味深い症例が起こるという話は、かなりイーガンっぽくておそろしい。 ミラーニューロンのはたらきでさまざまな病状が説明できるという話も興味深い。 自閉症もミラーニューロンの機能不全なのではないかとのこと。
ミラーニューロンが重要なのは分かった。しかし、ミラーニューロンなんて、 どうやって構成すれば出来るんだろう。。
妖怪という言葉が現在用いられている意味で使われるようになった経緯を、 文献を紐解き丹念に論じている。 水木しげるの影響は私が思っていたよりもさらに大きかったことがわかった。
今現在「妖怪」といえば「妖怪ウォッチ」なわけだが、これは将来 どのようなコンテクストで捉えられるようになるのだろうか。。 楽しみだ。
進化論の適応的説明の持つトートロジー的な構造を議論。 スティーブン・ジェイ・グールドは、進化論に関する多数のエッセイで知られる。 一方、リチャード・ドーキンスは、「利己的遺伝子」で高名な進化論学者。 この二人の間に長年の論争があったことは知っていたが、詳細は全然把握していなかった。 本書には議論の顛末が周辺事情をふくめて詳しく書かれている。
結局グールドは自ら混乱して自滅したという評価なわけだが、それでも著者は ある意味でグールドの肩を持っている。 グールドの、依存しつつ反発するという態度は矛盾しているかもしれないが、 非常に誠実な態度だと思う。 一方、ドーキンスの揺るぎのない信念もまた魅力的。
本書は非常に丁寧に書かれていてわかりやすい。端折ればいくらでも短くなりそうだが それだとこのニュアンスは伝わらないだろう。良書。
4編収められた短篇集。 文庫版では、同タイトルが長編となっている。最後の中編「猛射つ」を長編化したものらしい。 ということは残りの3本の短編を「虚像の道化師」のほうに収録したのだな。
最後の中編は、姉を代議士に見殺しにされた弟が、レールガンで代議士を狙う話。 レールガンの武器としての限界が書かれていておもしろかった。
探偵ガリレオシリーズの7。4編収められた短篇集。 ちなみに、同タイトルの文庫本はなぜか7編収録になっているようだ。 どこから3編持ってきたんだろう。
安定したクォリティーで安心してサクサク読める。 TVシリーズの原作にあたるものもあるようだ。
推理小説家を描いた、メタな短篇集。推理小説を書くのも大変なんだなあ、と。
どんどん枚数が増えるのは、本当にどうにかならないものか。 ミステリーだけじゃなくて、SFもそうなんだよな。 だから入門者が減って、ラノベばかりが流行るんだ。
古くからあると思われている「伝統的」なものが、実は比較的近代に意図的に形成されたものであることを 論証した論文集。 たとえば、スコットランドといえば、バグパイプとキルトだが、実はスコットランドはアイルランド文化圏で このような「伝統」は19世紀になって、商業的な理由で創りだされたのだそうだ。
この他に、ウェールズの伝統行事、英王室の儀礼、ビクトリア朝時代のインド、植民地下アフリカ、 19世紀末から20世紀初頭におけるヨーロッパが俎上に挙げられている。
うまくやると簡単に「伝統」を作ることができるのは、 「江戸しぐさ」や「恵方巻き」からも明らか。 「大喪の礼」だってどこまで伝統的なのやら。。江戸期にできていたとは とても思えないし。。
童話作家「諸星隼人」は旅客機で飛行中に、宇宙生物の戦闘に巻き込まれ死亡するが、 宇宙生物に寄生されることで復活。白い巨人と化して、他方の宇宙生物に乗っ取られた生命体と、 戦うことに。他方の宇宙生物が、アルファ・オメガというキリスト教系宗教団体に取り付いたため、 世界は黙示録じみた様相を呈していく。
「ウルトラマン」+「20億の針」+「デビルマン」。描写がグロテスクで怖い。。
心と脳の関係を整理しようという試み。 2章、3章は哲学史。 基本的には、心は脳が産んだ幻影である、という立場。 多くの科学者が共有する、議論の対象にもならないほど ごく当たり前の立場のように見えるが、 一般的にはそうでもないのだろうか。