2011年4月4日月曜日

トヨタの闇

トヨタの闇 渡邉 正裕、 林 克明 ISBN4480427171 ちくま文庫

巨額の広告スポンサー料によってマスコミに追求されない聖地となったトヨタのなかで何が起こっているのか、というおはなし。 My News Japan の記事をまとめたもの。まるで北朝鮮のように閉鎖的な村社会、労使協調によって機能しない労働組合、残業にカウントされないQC活動、下請け孫請けへのコスト圧力などなど。

どこまで信じていいのかわからんけど、たしかにトヨタと仕事をしたことがある人で、トヨタをよく言う人って見たことない。

それはさておき、電気自動車時代には、トヨタの得意とする垂直統合モデルの優位性が薄れ、トヨタのアナログ的ノウハウとそれを支える終身雇用モデルは競争力を失う、と言う指摘は正しいような気がするなあ。。。創業一家を社長に据えてる様な時代じゃないと思うんだが。大丈夫かトヨタ。

トヨタの闇 (ちくま文庫 わ 9-1)
渡邉 正裕 林 克明
筑摩書房
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