星の舞台からみてる
ISBN4150309981
ハヤカワ文庫JA
ほとんどの人が、バディとよぶエージェントシステムとネットワークを使って生活している近未来。死後の後始末全般を請け負うHCC社に務める主人公香南は、HCC社の設立メンバにして伝説的なハッカー野上の死の処理を任され、野上の人生をたどることになるが、親会社からの妨害、謎の高校生の乱入、死んだはずの野上からのメイルなどなどにより難航する。一方香南のエージェント「カナ」は野上のエージェント「ボク」とコンタクト、「ボク」は得体のしれない新たなエージェントを育て始める。
代理人としてのエージェントは好きなんだが、モバイルエージェントのエージェントはちょっとなあ。。 「トップをねらえ!」の「オカエリナサヰ」ネタがうれしい。
作者は仕事でお世話になっている某社の現役SE。ということで、近未来といわず現行のテクノロジーの話がたくさんでてきて面白いというか、夢がないというか。夭逝したネットワーク系ハッカーというとitojun氏を思い出す。
星の舞台からみてる (ハヤカワ文庫 JA キ 7-1) (ハヤカワ文庫JA)
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木本 雅彦
早川書房
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