マクロスFの劇場版。TVシリーズを観てないので、いまいちなんで戦ってる時に歌ってるのかわからなかったり。。。 敵に歌が有効かどうかはともかく、伝統として戦闘のときにはとりあえず歌ってしまう、という文化になってる、とかだと面白いな。
シェリルの人歌うまいなあ。声優さんと歌手を分けたのが成功している感じ。ランカの人もそれなりに上手。 菅野よう子の作曲もすばらしい。
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とか見た映画とか
マクロスFの劇場版。TVシリーズを観てないので、いまいちなんで戦ってる時に歌ってるのかわからなかったり。。。 敵に歌が有効かどうかはともかく、伝統として戦闘のときにはとりあえず歌ってしまう、という文化になってる、とかだと面白いな。
シェリルの人歌うまいなあ。声優さんと歌手を分けたのが成功している感じ。ランカの人もそれなりに上手。 菅野よう子の作曲もすばらしい。
動物から慕われる飼育係のグリフィンは、5年前の ひどい失恋からまだ立ち直れていない。その前に再び失恋相手の ステファニーが現れる。グリフィンはステファニーのために動物園を捨て ようとするが、それを止めようと動物たちが立ち上がる。
同僚のケイトのほうが始めっから魅力的に見えてしまうのは、 演出としてどうなのか。
高校を卒業したてのグレイス、同じレストランでバイトしているエマ、 グレイスの義理の姉のメグの3人は、テキサスの田舎町からパリをおとずる。 パリでグレイスが、大資産家の娘と間違えられたことから、 モンテカルロでセレブの世界に巻き込まれ、 それぞれに成長する。
なんか、まあ、普通だ。Selena Gomezは可愛い。まだ日本では公開していない?
しかし、名所を駆け抜ける弾丸ツアーって、日本の専売特許じゃないのね。
保険セールスの普通の青年トゥルーマンの人生は、生まれてこの方 リアリティショーとして公開されていた、というプロットの古典。 相当古い話だと思うけど、リアリティショーが妙に普及した今のほうが 逆にリアリティある。 生まれた時からテレビで見てる、って日本の天皇家の子供とかちょっと近いかも。。
最後のシーン、親と子の対決における子供の独立にみんな祝福を 送っているのに、次の瞬間にはそれが消費されてしまっている、 という構図がおそろしい。
先日亡くなったマキャフリィの代表作の一つということで、何度目かわからない再読。
先天性の奇形のためそのままでは生存できない赤ん坊を、殻に入れて機械に 直結し、大量の情報処理と制御を行えるように育てる「シェルピープル」。 宇宙船として育てられたシェルピープルの少女ヘルヴァの冒険を描く。
ガジェット的にも面白いし、人物の描写も素晴らしい。なにより人間と 人生に対する無条件の肯定が心強い。イーガンとかだったら、同じネタでも シェルピープルへの条件付けのあたりを掘り下げて、刺激的だけど心が寒くなるような 話にしちゃうんだろうなあ。。
手元にあるのは84年の初版だけど、原作はさらに15年遡のぼる69年。 やはりこの頃がSFの最盛期だったのかな。合掌。
著者は産業医としてさまざまな企業の顧問を務める。
精神的ストレスは作業時間だけでなく、 達成感と裁量度によって大きく異なる、というのは当たり前だが 非常に重要な話だ。つまり労働時間を縮めなくてもストレスを低減する 方法はあるということ。このへん、うちの職場はどう考えてるのかな。。。
タイムリーなことに、つくば地方の労働者ということで職場でのストレスに 関するアンケートがきた。まだつくばって特殊なのかな。TX以降、 あんまり特殊な環境という気がしないけど。
おんぼろ学生寮に住む、一部をのぞき陸上経験のない個性豊かな十人が、唐突に箱根駅伝を目指し、 あまつさえ10位に入賞してしまう!という荒唐無稽といえばあまりに荒唐無稽なおはなし。 しかし、妙にディティールが細かく読んでるうちに、そのあたりは全く気にならなくなってしまう。
気恥ずかしいほどストレートな青春小説なのだが、それが実にいい。後半1/3は箱根駅伝本番で、 それぞれが走りながらの回想なのだけど、全然別のことを考えてるけどちゃんとつながってる、 という感じ。
走るのが大嫌いな私でもちょっと走りたくなるほど。まあ、1キロぐらいなら、だけど。 毎年の箱根駅伝中継も馬鹿らしくてちゃんとみたことなかったけど、来年はみてしまうかも。
映像化したら映えるんじゃないかな、と思ったらちゃんと漫画にも映画にもなってるのね。機会があったら見てみたい。
神林長平の、「あなたの魂に安らぎあれ」、「帝王の殻」に続く、火星三部作の最終巻。 地球人は汚れた地球をはなれ火星に入植、地球が浄化されるのを待って地球に帰還する、というのが大きい背景ストーリー。 ややこしいのは、時系列がこの順と逆になっていること。つまりこの「膚の下」が、物語の起点で 地球人が地球を離れる前のお話になっている。「あなたの魂に安らぎあれ」の 地上の人間が動物になってしまうラストシーンの理由がようやく分かる。
主人公は人造の兵士(アートルーパー)慧慈。様々な勢力との交流、交戦を通じて成長し、 創作者である人類の庇護をはなれ、独立した存在として歩き出すさまを描く。
まあ、この話に限らないのだけど、いくらなんでも最近のSFは長すぎると思う。 長いからこそ書けることがあるのはわかるのだけど、ここまで長い必要があるかなあ。。
下巻に付いている笠井潔氏による解説というか小論はよくまとまっていて 個人的には興味深かった。けど、amazonの評価ではそう思わない人もいるようで。。 むずかしいよね。
K-mart的なスーパーで働いていたバツイチのトムハンクスが、大学卒でないことを 理由に人員削減で首になり、大学に行き、スピーチのクラスと経済のクラスを 取り、先生であるジュリア・ロバーツに出会う、というお話。 オープニングが、ELOのTimeのHold on tightだったりしてうれしい。
やっぱり学生はいいなあ。週3日8時からのクラスなんて とても取れる気がしないけど。 なんで、ジュリア・ロバーツがTom Hanksに惹かれたのかが、 よくわかんなかった。 Tomをかまってくれる黒人少女 Gugu Mbatha-Rawが非常に魅力的。 経済の先生は、ミスターカトーであるところの George Takei。胡散臭くて良い。
Cameron Diaz 主演のラブコメ?なのかな。
永久就職のための腰掛けとして働いている、 セクシーだけどなんのやる気もない中学校女教師が、 金持ちの代理教師スコットを他の女教師と争う。 なんか、主人公が圧倒的に悪人で、陥れられたライバルのほうが かわいそうだ。。。 型破りだけど本当は生徒思い!とかいうような演出がもう少しないと 感情移入できない。
ラスベガスでバチェラーパーティでいなくなった花婿を探せ!というおはなしだった「ハングオーバー」の続編。 今度はタイのビーチでキャンプファイヤーをしていていなくなった花嫁の弟を探せ!というおはなし。ベタだ。
まあ、なんでもいいんですが、やっぱり指はなあ。。ちょっと後味悪い。
「猿の惑星」の前日譚。アルツハイマー治療薬の治験者となったメスのチンパンジーから 生まれたチンパンジーは人間並の知能を持っていた。 さらに治療薬のキャリアとして感染力の強いウィルスを用いたため、治療薬はあっという間に 拡散していく。 一方ウィルスは、人類に対しては致命的な感染症を発生させた。。
多分、一作目が作られたときのシナリオでは、核戦争で人類が滅びたあと、 おさるが独自に進化した、というおはなしだったんじゃないかと思うんだけど、 こういう自滅シナリオのほうが今っぽいっていうことかな。
明治大正期のカレーの普及を、当時のレシピをもとに丹念にたどる。 とくに日本独自のカレーに必須とされる人参、玉葱、じゃがいもに注目している。
昭和のはじめには熊本では馬肉カレーが、福島の海通りではホッキガイのカレーが 食べられていたそうだ。この時期にはすでに完全に土着している感じだ。びっくり。
一時C&Bのカレー粉の偽物が出回っていて昭和6年に大規模な摘発があったというのも面白い。
羅城門に関わる怪奇譚や、それに題をとった文学作品に関する論考集。 芥川龍之介の作品はなぜか「城」でなくて「生」の羅生門なのね。
たしかに意外というかなんというか、羅城門は藤原道長がぶいぶいいわせていたころには すでに倒壊して存在しなかったのだそうだ。再建する財力がなかったということなのか。 wikipedia によると倒壊が980年。道長の生年が966年だから14の頃に倒壊ということか。
小学校の時に漫画日本の歴史で読んだ、 伴大納言の応天門放火事件の顛末が、この本で紹介されている 「宇治拾遺物語」の記述にかなり忠実だというのにちょっと驚いた。
元大和銀行総合研究所所長にして「虎エコノミスト」の著者が、いかに阪神ファンがすばらしいかを 説く本。私はゆるい巨人ファンなのだけど、危うく説得されて阪神ファンになりそうになった。 ちなみに別に、とくに阪神が素晴らしいとは書いていない。
逆に、巨人と巨人ファンの悪口もたくさん書いてある。いちおう巨人ファンとして言わせてもらうと、
巨人ファンの多くはナベツネの言動には辟易しているし、例年の大型補強で外から選手を取ってくるよりも、
生え抜きの選手をちゃんと使ってほしいと思ってる、と思うんだけどな。
#まあ、今年もどうせまたろくでも無い補強をするんだろうけど。
いつの間にか出ていた餓狼伝の最新刊。文七はカイザー武藤(ジャイアント馬場的ななにか)と、堤城平はグレート巽(アントニオ猪木的ななにか)と試合。馬場カイザー無茶苦茶強い。。
それにしても試合の描写がますます陰惨になってきて、ちょっときつくなってきたなあ。まあ、強さがインフレしてるからなあ。。
あとがきで、この話終わらないかもしれない、みたいなことを夢枕獏が書いているけど、なんかもう、それでもいいような気がしてきた。好きなようにお書きください。ついて行きます。