2013年4月7日日曜日

SPACE BATTLESHIP ヤマト

SPACE BATTLESHIP ヤマト

出渕ヤマトがテレビ放映される記念ということで、 キムタクヤマトを見てみた。 これはまた、なんとも苦しい。

キャストは(主役はともかく)豪華。緒形直人の島、柳葉敏郎の真田さん、 山崎努の沖田艦長なんかはぴったりだ。 ストーリーは原作の1をベースに、最後に「さらば」を混ぜた感じ。 ガミラスに肉体がないという点を除けば、忠実な実写化だといえる。 キムタク古代があんまりといえばあんまりではあるが、 どんな役をやらせても「キムタク」にしかならないキムタクを 使った時点でこうなるのは目にみえていたわけなので仕方がない。

各要素ごとに検討すると、まあしかたがないかな、という感じなのに、 全体としてみると完全に失敗という感じがするのは、 映画としてだれに向けて作っているのかが非常に曖昧に なってしまったからではないだろうか。キムタクファンだけを相手に していれば、それはそれでよかったんだろうけど、古くからのヤマトファンを あまリ邪険にするわけにもいかず、どっちつかずになったと。

いや、それだけじゃないか。やっぱりベースラインの映画としての 作りがあまりにやっつけなのが敗因なのか。

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