六人の超音波科学者
ISBN4062749238
講談社文庫)
Vシリーズ7作目。人里はなれた山中の研究所でのパーティんに紅子と練無が招かれ、保呂草と紫子も見送りについてくる。麓の橋が爆破され出入りが不可能になった研究所で、6人の科学者のうち2名が殺害され、さらに練無があやうく絞殺されかかる。
いわゆる山荘もの、というには登場人物が多すぎるか。 めずらしく動機がはっきりしていて理解可能。
そうそう、ノベルズ版でも2001年発行なのに、だれも携帯電話持ってないってのはちょっと。やっぱり携帯電話があるといろんな制約ができてしまうので書きにくいか。
ちなみに、紅子が言及するハイブリッドシミュレーションは、実際最近やられている。さすが森博嗣。
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