空手バカ一代
1977年作品。原作漫画のクレジットが梶原一騎と影丸譲也になってる。つのだじろうはどうした。
千葉真一はさすが。悪役の石橋 雅史もちゃんと空手っぽい。と思ったら極真七段?まあ名誉段位なのだろうけどそれにしても。
漫画の映画化というよりは、よくあるカンフー映画の焼き直しといったかんじ。プロレスで八百長破りをするあたりが、空手バカ一代っぽいところか。最後の鏡の間のシーンなんかは、まんま「燃えよドラゴン」で、ちょっとまずいんじゃないかという。 カンフー映画につきものの、負ける→修行→勝つではなく、勝つ→勝つ→勝つになってるのもすごい。そのせいで面白くないわけだが。
しかし冒頭の道場破りのシーンは、どう考えても大山倍達が悪いだろう。単身とはいえ殴り込みだからな。武器を持ち出されなかっただけありがたいと思うべき。冒頭で負けた空手師範がラスボスとしてでてくるのだけど、これも作劇的にはおかしいというか。なぜ卑怯の限りをつくしても一度負けた相手と、また正面からやるのか。普通飛び遠具とか使うだろう。
Wikipediaによれば最後のシーンの型は三戦だそうだが、三戦ではないような。。転掌でもないし、なんだ?
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