到着時の事故で様々な技術が失われたうえ,化石燃料がないため,発展の遅れた植民星メニー・メニー・シープ.地中に埋まった植民船を発電炉として利用してきたが,臨時総督が電気の配給を削減したため,反乱が起きる.
ありがちな革命モノかと思うとそんなことはなく,ガジェット満載.が,たくさんの謎を残したまま,第一部完というかんじで,結構ストレスが.全部で10冊になるらしいので続編を楽しみに待ちたい.
しかし,なんか,本格SFというよりはライトノベルっぽい感じがするのは何でなんだろう?登場人物のキャラが無駄に立ちすぎているからか?ガジェットも,ちょっと本格っぽくない.海の一族が体内にバッテリーを持っていてレールガンが電源なしで撃てる,とか.電撃が使えるとか.まあ,それはそれでいいのだけど.
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