マキャフリーによる、軽いファンタジー。 若き王子が、隣国の邪悪な王妃の野望を、亡き摂政の残した猫ニフィの助けで退ける。 マキャフリーにしては、なんとも他愛のない、可愛らしい中編。
東京創元社
売り上げランキング: 641,382
とか見た映画とか
マキャフリーによる、軽いファンタジー。 若き王子が、隣国の邪悪な王妃の野望を、亡き摂政の残した猫ニフィの助けで退ける。 マキャフリーにしては、なんとも他愛のない、可愛らしい中編。
Harrison FordとTommy Lee Jones主演の1993年の映画。 外科医の主人公は妻殺しの罪を被せられるが、送還中に他の囚人の脱出計画に巻き込まれて脱出。 自ら真犯人を探し出すために潜伏しつつも調査を進める。 Tommy Lee Jones演じる連邦捜査官も主人公を追ううちに、冤罪の可能性に気づき 真相に迫る。
非常にオーソドックスに面白かった。しかし初動捜査がひどすぎるだろう。。 なぜあの状況で有罪になってしまうのだろうか。。
壁崩壊直前のベルリンを舞台に、二重スパイの名前が書かれていると言われるリストを巡って KGBとMI6が激闘をくりひろげる。
地道な地道な殴り合いで、全くなにが面白いのかわからない。。
Will Smith 主演。スーパーマンのような能力を持つがアル中のハンコックが、 お人好しの広告マンのレイと出会って、更生する。しかしレイの妻も実は スーパーパワーの持ち主で。。
いろいろ矛盾があるような気がするが、そのへんはあまり追求しない方向で。
大きなくくりではオーシャンズ11とかと同じクライムものなのだけど、 やたらどろくさい。 昔の怪我で保険料が上がるという理不尽な理由でレース場の地下工事現場を 首になったローガン兄は、イラクで左手を失った弟、兄弟では一人まともな妹、 刑務所に服役中の爆弾のエキスパート(007のひと)、そのちょっと抜けている弟二人 とで、レース場の売店の上がりを盗み出す。
掃除機みたいにお金を吸い出すというのはルパンではおなじみの絵面だが、 実写だと結構インパクトがある。
大半を返却して保険で補填させることで捜査を終結させるという落とし所は なかなかよかった。
江戸時代の幽霊モノ短編集。相変わらずクォリティ高い。 坊主の壺、お文の影、博打眼、討債鬼、ばんば憑き、野槌の墓。 「討債鬼」に「三島屋」で活躍している、青野利一郎が登場。 「お文の影」には茂七の名前も。おでこは「ぼんくら」シリーズにもでているとのこと。 読んでみよう。
椙田探偵事務所を舞台に小川さん、真鍋くん、永田さんが活躍するXシリーズ6作目にして最終話。 結婚詐欺の調査を依頼された小川さんの調査はトントン拍子に進むが、 その途中で被疑者が撲殺される。
椙田さんは小川さんに事務所を譲り高飛び、真鍋くんと永田さんは結婚と最終回らしい展開 だが、ラストの加部谷さんは衝撃。。
小山田刑事と椿木警部 と魔法使いマリィのシリーズ2作目。 マリィは、前作「魔法使いは完全犯罪の夢を見るか?」のラストで小山田刑事宅のメイドとなっている。 話の構造としてはコロンボと同じで、最初に殺人シーンがあって誰がどうやって殺したのかは 読者にはわかっているので、どう露見してしまうのかを楽しむミステリー。 あと1作あるようだ。
13巻まで読了。各キャラが立ちすぎていてすごい。 漫画ってイイイなあ。。
この作者得意のかるいミステリーもの。何故かチャーミングな魔法使いマリィが出てくる。 妙齢の女性刑事椿木とその部下小山田が調査する殺人事件に、なぜか魔法使いがからんでくる。 魔法使いが協力してくれるなら推理の必要はなさそうなものだが、意外に限定的で ちゃんと推理する必要があったり。意外にちゃんとした本格推理モノになっているのも いつもどおり。
短編4作収録。あと2冊続編があるらしいので読んでみよう。
一般から広く集めたホラー系のショートショートの選集。 微妙な怖さが後を引く。
気がつくと続刊が出ているハギリとウグイのシリーズ、6作目。今調べてみたら7作目も既にでている模様。。読まなければ。
北極海の水底の潜水艦「青月」に設置されたスーパーコンピュータ、オーロラと連絡が取れなくなったということで 調査に呼び出され、マガタ博士に依頼を受けたハギリ。 オーロラには弾道核ミサイルも搭載されていることが話を大きくしてしまう。 さらに行方不明になったフランスの潜航艇が青月のそばに沈没していることも発覚。 引き上げられた潜航艇からは搭乗していたはずの乗組員が消えていた。
ヒラメキに関するハギリとオーロラの説は正しいのかな。なんか違うように思うのだけど。
1984年の、エディー・マーフィー出世作。 デトロイトの刑事が、射殺された幼馴染の仇を取るために ビバリーヒルズを訪れ現地の警察と衝突しながらもやがて共闘し、 事件を解決に導く。
流石に一時代を築いた作品だけあって、楽しめた。 女性の髪型にいちばん時代を感じるかな。。
藤原竜也主演。22年前、殺人事件に関する時効が成立しなくなる直前に 発生した連続殺人事件の犯人を名乗る人物が手記を出版、一躍時の人なる。 戦場カメラマン上がりの有名ニュースキャスター仙道が自らの番組に 呼んで追求するが、同時期にユーチューブに真犯人を名乗る人物が 証拠となる映像を公開する。
2転3転して面白かった。どうにも後味悪いけど。 ネタバレ注意物件。
「ハムナプトラ」のリメイクと言う話だが、こんな話だったか?? 次期王の立場を追われたたため死の神セトと契約を結び両親や弟を殺害したため、 封印されていた古代エジプトの王女が、トム・クルーズの盗掘により復活、 トム・クルーズをセトの依代とするために追いかける。
「ハムナプトラ」はスカラベのCGが印象的だったが、これはただのゾンビ映画に なっちゃってる。。。なんか違う。
1963年のヒューゴー賞をとったディック作品。 二次大戦に日本とドイツが勝ち、西海岸を日本が支配している世界で、 アメリカが勝ったという「架空歴史モノ」の作品「イナゴ身重く横たわる」が ベストセラーになっている、という二重構造。 タイトルの「高い城の男」は、この「イナゴ」を書いた人物の通称。 易経による占いが流行しており、日本人だけでなく、アメリカ人までこれをつかって 行動の指針にしている。
西海岸の美術商チルダン、工芸職人フランク、フランクの妻で中西部にいるジュリアナ、ジュリアナと 行動をともにするトラック運転手ジョー、日本人官僚田上あたりが主要登場人物。 なんともプロットを要約しにくい。。
TVシリーズがあるようだが、ストーリーを見ると全く違う。。まあ、ディック作品の映像化は大体そうだが。
ブレードランナー公開記念ということでディック再読週間。 高校生のときサークルの先輩が絶賛していたので読んでみたら わけわからなかった記憶がある。
超能力者を企業に派遣する業者と、超能力の不活性化を行う能力者を派遣する 業者が対立する世界。死亡した直後の人間を冷凍保存しておき、時折活性化して会話ができるようにする 半死という技術も実現されている。
主人公たちの不活性業者の能力者11人と社長らが月に呼びされるが、 そこで社長が爆殺され、主人公たちは地球に戻る。 しかしそこかしこで謎の退行現象が発生、同時に社長の顔が紙幣に描かれるなどの 異常な事態が発生する。
きれいに事態が整理できたとおもったところでどんでん返しで終了というパターン。
あのブレードランナーの続編。めずらしく映画館で鑑賞。やっぱり広いスクリーンで音も良くていいなあ。。 映画館の良さを再確認。163分と長く、2,3本続けてみたような満腹感。
主役のライアン・ゴスリング、見たことのある顔だと思ったらLa La Landの人だった。。 75歳のハリソン・フォードも頑張るなあ。。
ニューヨークを部隊に活躍する、私立探偵ファイロ・ヴァンスが活躍するシリーズ。 これは11作めにあたり、ファンの間では凡作という評価らしい。 たしかにこれと言ったトリックがでてくるわけでもなく、オチも 「なんなんだ」と言った感じ。ちなみにこんなタイトルだが、グレイシー・アレンは死なない。 原作は1938年、翻訳が1961年。 内容の古さはさておき、翻訳の文体が古すぎて気が遠くなる。
グレイシー・アレンという若くてちょっとお馬鹿な女性が活躍するのだが、 今の作家が書いたら女性差別ということになりそうな描写だったり。
ブレードランナーの新作に備えて、「アンドロイドは電気羊の夢を見るか」を再読。 以前読んだ時には「どこが原作じゃ、全然違うだろ!」と思ったのだが、 読み直して見ると作品の本質に忠実な映画化だったような気もしてきた。気のせいかもしれないが。
奥付によると、初版昭和52年、13刷で昭和61年。ブレードランナー公開後のはずなのに、 背表紙にもまったく言及がない。ハヤカワは商売っ気ないなあ。。 アマゾンで見るとまだ同じ浅倉久志訳で売られているようだ。 昭和61年のだとちょっと訳が古い感じがするが、今売られているのはそのへん直ってるんだろうか。
何年ぶりかの再読。 トム・クルーズで映画化された「マイノリティ・リポート」から始まり、 シュワルツネッガーの「トータル・リコール」の原作(?)「追憶売ります」で終わる短編集。
SF作家は実は未来予測のできるプレコグであり、未来人がポール・アンダースン(「タイムパトロール」の作者) の知恵を借りるために誘拐しに来る「水蜘蛛計画」はSF作家コミュニティものと言ってもいいだろう。 アシモフの「ABAの殺人」もそうだが、当時のコミュニティの華やかさが伝わってきて楽しい。
アニメにもなったラノベ作品。魔術と超能力がある世界で、魔術も超能力も無効化する能力を持つが、 能動的な能力はまったく持たない主人公が、記憶に禁書を記憶させられた少女インデックスを守って戦う。
一時流行った「そげぶ(その幻想をぶち殺す)」がちゃんと一巻からでていた。 こういう文体はあまり得意ではないのだけど、構成としては アニメ見てないけどなぜか知ってる超電磁砲の主人公御坂美琴が冒頭部分に出てくるので 最後あたりに出てくるのかと思ったらでてこなかった。 しかし、本編22冊新約18冊も出てるのか。。おそるべし。
連作短編集。主人公の美容師は仕事と恋愛に行き詰まり、借家となっていた 子供の頃一度だけきたことのある寂れた商店街にある理容室の祖父母宅に 移り住む。向かいの時計屋の青年や大学生との交流のなかで、彼女の身の回りに 不思議な事が起こり、彼女も過去を思い出していく。
甘い、甘すぎる。まあこういのもたまにはいいかもね。 なんか漫画化されているらしい。
一人の女性が崖から転落死した数年後、遺族によって個別に呼び出された 4人の男女がシェルターに閉じ込められる。彼らは、シェルターからの 脱出を図りながら、当時を回想して女性の死の真相に迫る。
清々しいほどの本格。トリック命。大変面白かった。 ネタが明らかになると、伏線が一気に回収されて見事。 一点難があるとすると、真犯人があまり良い人物に造形されていないので、 犯人をかばう人がいることにリアリティがないところか。
ダーウィンがビーグル号のと旅の途中にたちよったガラパゴス諸島で進化論のヒントを得た と言うのは有名な話だが、そのガラパゴス諸島上陸中に殺人事件がおきた、という設定のミステリー。 船長、ダーウィン、フエゴインディアン3名を含めた数名が上陸し、ビーグル号は別のしまへ。 その隔絶された孤島で殺人事件が。
キリスト教の影響を受けていないわれわれには、進化論のインパクトはいまいちわからない のだが。フエゴインディアンを第一回の航海で連れ帰り、教育を施してもどした、というのは 史実らしい。なかなかむちゃくちゃなことをやる。 巻末の付記によるとその後フエゴインディアンは天然痘などで絶滅したとのこと。。うーむ。
対立する都市国家の牢獄に囚われた数名の囚人。その中の一人、フビライ・ハーンにつかえていたという商人 マルコ・ポーロが語る話には常に何かなぞがある。囚人たちはその謎をとこうとするが。。
短編連作集。いろいろな話から断片をとってきているようで、どこかで聞いたような話も。。 叙述トリックにぞくするような話も。
金融に舵を切ったところにリーマン・ショックを食らってすっかり左前になっていたGEが 奇跡の復活を遂げている。その背後には経営者主導での、シリコンバレー式の 経営方針とソフトウェア内製の導入があった。
強力なリーダーシップを持った ジェフ・イメルチの采配なのだろうけど、 2001年にCEOになったときにはまだ45才(!)。つい先ごろ会長になったそうだた、 まだ61だ。
やっぱり若い社長に自由に采配を振らせないとだめなんじゃないのかなあ。。 つい先ごろまで権勢を振るっていた東芝、郵政の老害西室泰三なんて、80すぎても まだ院政をひいていたというのだからどうにもならない。。 大企業は60過ぎたら社長は引退でいいと思うのだが。十分貯蓄あるはずだし。
「蕎麦ときしめん」の清水義範による名古屋文化論 。 内容的には「蕎麦ときしめん」を薄めたような感じではある。 名古屋に東海道が通っていなかったというのはしらなかった。
ストーリーボードをずっと描きためていたという浅草氏、 カリスマモデルながら動きにとことん拘るアニメータ水崎氏、 金にうるさいマネージメントのオニ金森氏、の女子高生3人が、 映像研なる部活を立ち上げ、アニメーションを制作する。
現実と妄想が地続きに展開され、緻密な世界観に圧倒される。 高校のときにアニメを作っていたものとしては、 なんとも懐かしく、羨ましい。 無駄に強力そうな生徒会もいい。
とにかく素晴らしいのでぜひ読むべき。
Vin Diesel 主演のバカ映画。 X games系が特技のアウトローレンジャーチーム XXXが、悪党に奪われた 衛星を任意の場所に落とすことのできる「パンドラの箱」を取り戻そうとする。 実は悪党は新たな「XXX」であり、新旧XXXが争うことになるが、最後には 共闘する、という。。 2チームあるのでキャラがかぶるし、人数多すぎでキャラが立たない。 新チームのドニー・イェンとトニー・ジャーもかぶってるし。。
映画のプロットも同じVin Diesel主演の「ワイルド・スピード ICE BREAK」と かなり被っているような。。 まったく頭を使わずに見ていられるのはいいけど、ここまでバカっぽいと作るだけ いろんな資源の無駄って気がするなあ。。 あと、ザンダー・ケイジって言う名前なのね。ザンダー刑事だとずっと思ってた。
インディ・ジョーンズの2作目。エジプトを部隊に、ナチと聖櫃を取り合う。 機内でみた。ヒロインの声は土井美加だったような気がする。
飛行機で。いまとなっては色々とあらが見えるが、なんというか安定感ある。しらべてみたら1981年か。 ハリソン・フォードもお肌ピチピチ。
宇宙人と地球人の混血の主人公が、緑色の女性と、改造アライグマと、怪力おやじと、 木の怪物と銀河を救うスペオペバカ映画の第2作。1作目は売れたのか。 木の怪物グルート−は、前作で燃えてしまったので、今作では子猫みたいに小さくなってる。 かわいい。
主人公の父親が登場。なんと神様みたいな存在で、様々な星に子種をばらまいていたと 判明。懐柔されかかるが、結局対決することに。。
相変わらずしょうもない脚本を圧倒的なビジュアルでなんとかしてしまうという 力技だが、なんか前作よりは面白かったような気がする。気のせいか?
「民意」がPR会社を通じて人為的に作られていると説く。 東京オリンピックなんて、全くまともな議論もなく誘致が決まってびっくりだったもんな。。
生命保険だけでなくがん保険やら年金性の保険などに関して、 「いざという時のお金を調達するコスト」で議論し、殆どの場合不要である、と説く。 検討するべきは、「そうかんたんには保険金が支払われる機会がなく、従って安いもの」という ある種逆説的な結論は説得力がある。
日本推理作家協会の会報には江戸川乱歩などそうそうたるメンバーの 本業を離れた「趣味」のような話が載っている。 北村薫がホストになり、それぞれの趣味の領域の専門家と、その領域に 興味のある現役ミステリー作家を招いて鼎談する、という企画。 後半フォーマットがどんどん崩れているような気もするが。
テーマは将棋、忍者、嘘発見器、手品、女探偵、声、映画、落語。
キムタク主演。敵役は福士蒼汰、市川海老蔵などなど。かなり豪華。 どうせしょぼいだろうと思ってみたら、なかなかどうして頑張って作られている。 原作のスプラッタもかなり忠実に。評判をあまり聞かないけど、漫画の実写化 というカテゴリーでは大成功作品と考えて良いのではないか。 キムタクは誰を演じてもキムタクだ、という話はあるが、万次はもともとかなり キムタクっぽいので違和感はなかった。
しかし幕府は無能アンド無能。一人殺すのにあんなに殺されてどうするんだよ。。
ディズニーの実写版。アニメ版は1991年だそうだ。そんなに前だったか。。 映画館に見に行った記憶がある。 エマ・ワトソンのベルははまり役。実写版ということで、ポットやら時計やら 燭台やらの演出が控えめになっているのだけど、これはアニメ版ぐらいのほうが わかりやすくてよかったかな。ガストンはかなり悪党になっているが、 アニメ版だと単なるシンプルバカという感じだったような。。
アニメ版も機内であったので、ちょっと見てみたら影があまりついていなくて 驚いた。こんなもんだったか。
戦隊モノをアメリカでむちゃくちゃカネかけてリメイク。さすがのクオリティ。 脚本もよく練れているし配役もいい。人種だけでなくLGBTにも配慮している あたりがハリウッドか。
レンジャー側のメカがトランスフォーマーもどきになっちゃっているのは残念。 ここは箱型真四角のカラフルな何かにしてほしかった。
オチで敵が宇宙まで飛ばされて凍りつくあたり、カーズかと思った。 しかしこれはきっと復活して次回作が作られる伏線だな。 他にもクリスタルを狙っているものが有るとか言ってたし。
サモ・ハン・キンポー主演。かつて孫娘を失った退役軍人のおじいさんが、 孫娘と同じぐらいの年の近所の娘を守るためにヤクザと戦う。でてくるやくざ者が最終的には もれなく死んだりひどい目にあったりするのがわかりやすくてよい。 サモ・ハン・キンポーはさすが。
しかしよく考えてみると、悪役のヤクザは娘には手を出しておらず、殴り込みは 単なる勘違いだったのだな。。
Colossal というのは「巨大」とかそういう意味らしい。国内では上映していない? アン・ハサウェイ主演。アルコール中毒で、ボーイフレンドに追い出されて実家に 帰った主人公は、幼馴染のバーで働き始めるが、朝、近くの公園にいくと、ソウルで 巨大なモンスターが暴れることに気がつく。幼馴染のほうもロボットとして 現れることに気づき、それをタネに主人公に言うことを聞かせようとする。 主人公は逆にソウルにいくとこちら側にモンスターがでることに気づき 幼馴染を捕まえて放り投げる。
ソウルの人はなんで毎晩毎晩巨大モンスターが出てくるとわかってる場所で 飲み食いしているのか。。
モンスターに投げ飛ばされた幼馴染はどうなっちゃったんだろうなあ。。描写はないが死んでいるんだろうな。。 それでいいのか。なんかすっきりしないし、どう考えたら良いのかわからん。。
スカーレット・ヨハンソン主演の実写化。アニメの1,2からシーンからあちこち 切り貼りしているが、全体としての設定はまるで別物で、非常に浅い話になってしまっている。 絵面的にもかなりいまいちで、ハリウッドでカネかけてもこんなもんか、という感じ。
この話の少佐は全身義体を得た最初の実験体ということになっていて、自分の人間性に疑問を持つ。人形つかいにあたる位置づけとしてクゼという人物が登場するが、これは過去の失敗した実験体で、ネットワークと融合しかかっているが、ただの人間。 あげくのはてに少佐は融合を拒否してバトーと立ち去り、真の悪役である義体会社の社長はビートたけしに射殺されるという。。。この世界ではネットは広大じゃないからな。
そういえば、少佐のバイクはHONDAと羽のマークがかいてあったが、スポンサー契約でもしているのか。
ビートたけしは違和感あったなあ。。桃井かおりはよかった。スカーレット・ヨハンソンはこれ以上ない配役だとは思うのだが、やっぱりなんか違う感。
原題はFast and Furiousというらしい。 カーチェイスを特徴とするらしいシリーズもの。カーチェイス成分がとても多い007とか ミッション・インポッシブルみたいな感じか。 シリーズを見てないのでよくわからないのだが、主役が妻と赤子を人質にとられて 「ファミリー」を裏切り、サイファーというハッカーを手助けして世界を危機に陥れる。 が、ステイサム演じるかつての敵?が人質の救出に成功して、なんとかなる、という。 サイファーという人は逃げたようなのでさらに続編をつくるつもりなんだろうなあ。
そうそうたるメンバーによるアンソロジー。単行本に再録されていた瀬名秀明の「不死の市」は、本人の意向で省かれている。残念。 巻頭の冲方丁の話はどこかで読んだな。。
自らも悲しい物語を背負う「おちか」が、もちこまれる百物語を聞く「三島屋変調百物語」シリーズの3冊目。 「魂取りの池」「くりから御殿」「泣き童子」「小雪舞う日の怪談がたり」「まぐる笛」「節気顔」の6話。 「泣き童子」がこわい。「まぐる笛」なんかはほとんど怪獣映画のノリ。いや違うな、イメージ的には もののけ姫か。
先日まで東京新聞で連載してたから、まだまだ続刊がでるだろう。楽しみ。
Wシリーズの5作目。ウォーカロンが隠れ住む里があるという情報にしたがって、 ハギリ、ウグイ、アネバネの3人は南アフリカにやってくる。 発見した隠れ里では、ウォーカロンの一部が肉体を捨てて マトリックス的な仮想世界に移り住んでいた。3人はその仮想世界にとらわれてしまう。
この話はどこに向かってるのかなー。とりあえず2冊先まではタイトルがきまっているようだ。